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2008年08月08日(金) 03:36

バリュー株崩壊後の値動き


 虎年の獅子座さんのページをご覧になっている方はもうご承知でしょうし、 浜口準之助さんもご指摘されています通り、最近、昨年の8月と同じようにロング/ショートのアンワインドによるバリュー株の崩壊(と表現させて頂きます)の動きがみられるようです。

 実はこの現象、昨年10月末にも発生していまして、大きなものではこれで3度目かと思います。そこで過去のバリュー株崩壊が起こった後の日経平均の値動きと、今回を比較してみます。

 今回はいつの日を崩壊の基準日にすべきか悩んだのですが、電力株が軒並み急上昇した7/31日をベースにしました。

20080807_01.jpg

 過去2回とも、バリュー株崩壊が起こった日からおおよそ7日後に下落が相場全体に波及しています。今回は7/31日をベースとすれば、8/8(金)、8/11(月)、8/12(火)あたりまでが要注意ですね。

 話題変更して、先週の投資部門別売買状況ですが、外国人投資家が売り越し。5月中旬~6月中旬まで株式をいい感じで買ってもらっていたのですが、そこまでだったのようです。短かったなぁ。

期間 TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
5月1週 120,093 ▲ 141,420 400,866 379,538
5月2週 ▲ 29,442 ▲ 57,952 50,372 ▲ 37,022
5月3週 120,757 103,122 423,269 647,147
5月4週 ▲ 62,455 ▲ 92,197 97,041 ▲ 57,610
5月5週 ▲ 14,134 199,292 154,800 339,958
6月1週 ▲ 43,785 ▲ 223,712 315,587 48,089
6月2週 ▲ 100,409 280,493 281,700 461,784
6月3週 ▲ 16,083 42,973 177,411 204,301
6月4週 ▲ 101,366 ▲ 42,362 ▲ 289,213 ▲ 432,941
7月1週 ▲ 138,349 50,072 ▲ 99,163 ▲ 187,441
7月2週 ▲ 2,632 46,665 ▲ 223,921 ▲ 179,888
7月3週 25,054 44,688 ▲ 178,062 ▲ 108,320
7月4週 197,043 152,770 13,329 363,142
7月5週 57,604 ▲ 62,341 ▲ 188,718 ▲ 193,455


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2008年08月04日(月) 21:19

日経平均定期見直し予想

 毎年9月と言えば、年に1度の超特大イベント「日経平均定期見直し」の季節です。私はこのイベント参加するため、毎年9月末日だけは会社お休みを取っています(笑)。

 各証券会社から見直し候補銘柄が出始めていています。例年これがスタートの合図となり、ゆっくりと株価に反映されるようになります。このあたりの詳細については、過去にご紹介しました投資戦略「日経平均採用・除外候補は今が旬!」をご覧下さい。

 昨年予想が大当たりだったのは「大和総研クオンツチーム」でした。これは吉野さんの所です。同じ会社でも「大和総研テクニカルチーム」も毎年別途予想していましして、こちらは木ノ内さんの所です。両者がしのぎを削っています。

 今年も両方のチームから予想が出ていますが、去年の成績に敬意を表しまして、大和総研クオンツチームの予想をご紹介しましょう。採用候補は「大平洋金属(5541)、日立建機(6305)、エルピーダ(6665)」、除外候補は「熊谷組(1861)、東亞合成(4045)、明電舎(6508)」です。注目のSBIHD(8473)はあえて外してきました。

 毎年、新規採用銘柄、除外銘柄共に、日本経済新聞社の恣意的な要素が入り込みます。その点はMSCIやFTSEとは一線を画しています。よって各社、なかなか予想が当たらないのが実情なのです。だからうまみがあるのですけれどね。

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2008年08月03日(日) 00:07

復活! 似たチャート

 掲示板にて、agalさん、仙人さん、ダイバーさんから、1998年や2001年相場とまた似てきているのではないかとのご指摘がありました。どうもありがとうございます! という事で、以前にご紹介しました「似たチャート」のその後を掲載します。

20080803_01.jpg

 確かに期間をずらすと、似ているような感じがあります。ちょっと分かりずらいので、高値日の日付を合わせて、横にずらしてみます。

20080803_02.jpg

 おおお、確かに似てきました。更にもう少し分かりやすいように、前半部分をカットして、高値日の日付からのチャートにフォーカスします。

20080803_03.jpg

 ここまでやると、チャートのオーバーフィッティングのような気もしますが、リズム的には2001年のチャートと似ています。もしかして、最近日本の先物市場で大暴れしているCTA筋はこの時のチャートを参考に売買しています??

 まあ、いくらなんでも、そんな単純な運用プログラムじゃないでしょうけれど。

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2008年08月02日(土) 11:37

外国人投資家ALL買い越し

 木曜日に発表された投資部門別売買状況ですが、TOPIX先物、日経平均先物、株式、ALL買い越し(現物株の買い越し額はごく僅かです)と、5月第3週以来の結構珍しい状況でした。この週は4日間取引、かつ東証のシステム障害があったので、そのあたりも微妙に影響したのかも知れません。

期間 TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
5月1週 120,093 ▲ 141,420 400,866 379,538
5月2週 ▲ 29,442 ▲ 57,952 50,372 ▲ 37,022
5月3週 120,757 103,122 423,269 647,147
5月4週 ▲ 62,455 ▲ 92,197 97,041 ▲ 57,610
5月5週 ▲ 14,134 199,292 154,800 339,958
6月1週 ▲ 43,785 ▲ 223,712 315,587 48,089
6月2週 ▲ 100,409 280,493 281,700 461,784
6月3週 ▲ 16,083 42,973 177,411 204,301
6月4週 ▲ 101,366 ▲ 42,362 ▲ 289,213 ▲ 432,941
7月1週 ▲ 138,349 50,072 ▲ 99,163 ▲ 187,441
7月2週 ▲ 2,632 46,665 ▲ 223,921 ▲ 179,888
7月3週 25,054 44,688 ▲ 178,062 ▲ 108,320
7月4週 197,043 152,770 13,329 363,142

 この「買い越し額」は購入した株を所持し続ければ、そのまま「買いが多かった」と言えるのですが、掲示板にて、悩める買い越し投資家さんからのご指摘の通り(ありがとうございます!)、同じ週に同じ株を売買したパターンが多くなると「買い越し額分だけ損をしている」とも言えてしまいます。

 例えば、同じ週にトヨタ自動車株を5,000円で買って、4,900円で売った場合、データ上は100円の買い越し額と記録されますが、実際は単なる100円の損失です。従ってデータからは、本当にポジションを取ったのか、単に損しただけなのかは分かりません。外国人投資家が「買い越し」といっても、短期的な損をしているだけなのかも知れません。

 そうとはいえ、統計的に「外国人の買い越し額(株式)とその後のTOPIXのリターンに相関関係がある(ここ3年半程度)」といったレポートも拝見しましたので、本当にポジションを取ったのか、それとも損しただけなのかは深く考えずに、投資として利用できる指標として利用してしまうというスタンスでよいのではないかと。

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2008年07月31日(木) 00:14

2008年7月TOPIX買い日結果

 今日は7月のTOPIX買い日でした。6月に東証一部に上場した銘柄の他に、浮動株係数の見直しも同時に行われました。まずは東証一部上場グループから(データ整理について岡田さんにご協力頂きました。ありがとうございます! )

コード 銘柄 時価総額 前日比 当日比 VWAP比
8518 日本アジア投資 329 4.60% 3.46% -0.64%
3048 ビックカメラ 289 -2.11% -2.11% -0.91%
4344 ソースネクスト 17 -8.66% -8.15% -2.75%
4767 テー・オー・ダブリュー 15 -4.78% -3.90% -1.66%
参考 TOPIX先物 - 1.91% 0.62% 0.44%

 時価総額から、ソースネクスト(4344)テー・オー・ダブリュー(4767)は買いが入りずらい結果がそのまま出ました。ビックカメラ(3048)は公募分の重みがあったのかも知れません。日本アジア投資(8518)は、VWAP比でマイナスですが、なんとか残りました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

ソースネクスト(4344)
20080730_01.jpg

日本アジア投資(8518)
20080730_02.jpg

 次に浮動株係数の見直し(アステラス製薬(4503)は自社株消却)の方すが、あまり影響ない感じで、どちらかといえば逆噴射気味。最も規模の大きかったキヤノン(7751)だけは、まあ順調といったところでしょうか。

コード 銘柄 時価総額 前日比 当日比 VWAP比
7272 ヤマハ発動機 543 2.96% -0.20% -0.59%
2502 アサヒビール -482 0.90% 1.57% 0.77%
4503 アステラス製薬 -666 4.50% 4.27% 1.44%
2503 キリンHD -776 0.13% 1.48% 0.40%
7751 キヤノン -3,274 0.41% -1.40% -0.25%
参考 TOPIX先物 - 1.91% 0.62% 0.44%

 相場が混沌期ではない時のTOPIX買いは難しいですね。

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2008年07月27日(日) 11:53

終りの始まり

 「株式投資をしていて良かった」と思える事はたくさんあるのですが、その中でも、すごく良かったと思えるのが、多種多彩の方々とお逢いできた事です。

 ついこの間の飲み会でも、不動産流動化事業の仲介に携わっている方々とお逢いする事ができました。今まで知らなかった業界でのお話は、不思議の国のアリスの世界に入り込んだ気分で、とても楽しかったです。

 お話で少々驚いたのが「今ヒマなんです」とおっしゃっていたことでした。売り手はたくさんいるのだけれど、買い手が全く現れない状態で、今は売買が成立しないとのこと。お金を持っている所は、手ぐすね引いて、投げ売りや民事再生するのを待っている状態なのだそうです。

 そして、いまのバタバタ倒れている状況は「終りの始まり」と表現していました。これから本格化すると予想しているようです。今ようやく第4コーナーを回ったあたりといった所でしょうか。

 季刊雑誌の金融ビジネス 2008年 08月号にも、深層海流のページに「なお神経戦が続くアーバンコーポをめぐる暑い夏」と、アーバンコーポの資金繰りに関する2Page程度の記事が掲載されていました。本当に厳しいんだなぁという感じが伝わってきます。

 この雑誌は規模の大きい書店でないと扱っていないため、私は買いに行くのが面倒で年間購読しています。いろいろと背景を知る事ができて面白いのですが、全体的に記事レベルが高く、半分くらいしか満足に読めていません(笑)。

 不動産つながりの話題として、最近、面白いニュースサイトだなと思えるのが「Net-IB 九州企業特報」です。基本は九州企業関連のニュースサイトなのですが、それに限りません。全国の不動産関連の話題がたくさん掲載されいています。中でも特別取材のページは秀逸です。スルガコーポレーション・ショックレイコフショックの話題は是非ご覧あれ!

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2008年07月27日(日) 00:07

外国人投資家4週連続売り越しですが...

 月曜日が祝日だったため、金曜日に発表された投資部門別売買状況ですが、外国人投資家が4週連続で売り越しでした。一方でTOPIX先物と日経平均先物が小幅買い越しだったため、トータルで売り越し額は縮小です。

期間 TOPIX先物 225先物(L+M) 株式(3市場) 全合計
6月1週 ▲ 43,785 ▲ 223,712 315,587 48,089
6月2週 ▲ 100,409 280,493 281,700 461,784
6月3週 ▲ 16,083 42,973 177,411 204,301
6月4週 ▲ 101,366 ▲ 42,362 ▲ 289,213 ▲ 432,941
7月1週 ▲ 138,349 50,072 ▲ 99,163 ▲ 187,441
7月2週 ▲ 2,632 46,665 ▲ 223,921 ▲ 179,888
7月3週 25,054 44,688 ▲ 178,062 ▲ 108,320

 外国人投資家の買い越し割合のグラフは、それでもまだ上昇トレンドを示唆しています。今回は不発気味なのですが、もう少し盛り返してくれないかなぁ。

20080727_01.jpg

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2008年07月26日(土) 18:14

日経平均買い日結果

 金曜日は日経平均買い日でした。松井証券(8628)が新規採用され、三菱UFJニコス(8583)が除外されるため、「松井証券」の買いと「三菱UFJニコス」の売りが発生する"はず"の日です。一日チャートを見てみましょう。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

松井証券(8628)
20080726_01.jpg

三菱UFJニコス(8583)
20080726_02.jpg >

三菱UFJFG(8306) - 三菱UFJニコスと合併
20080726_03.jpg

(参考)東証銀行業株価指数連動型上場投資信託(1615)
20080726_04.jpg

 期待していた松井証券は市況の悪化も重なって、残念ならが最終日は力尽きてしまいました。三菱UFJニコスは理論通りの大引け間際の急落。合併銘柄の三菱UFJFG(8306)も歩調を合わせて下落しました。

コード 銘柄 前日比 当日日 VWAP比
8628 松井証券 -3.91% -2.44% -0.98%
8583 三菱UFJニコス -5.04% -2.45% -0.75%
8306 三菱UFJFG -5.43% -3.56% -1.73%

 ただ、金融系銘柄が全部下落していたので、どこまでの下落が市況によるものなのかわかないですが、「松井証券の買い」「三菱UFJFGの売り」のポジションだったら良かったのかも知れません。後解釈ですけれども。

 最後に、松井証券の終値の推移を掲載します。ご参考まで。

20080726_05.jpg

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2008年07月25日(金) 03:28

いよいよ明日、松井証券

 いよいよ明日、松井証券(8628)は日経平均買い日を迎えます。日経平均寄与度(ウエイト)は、0.239%まで上昇してきました。

 過去に同じようなウエイトだった銘柄の新規採用は、昨年のJ.フロントリテイリング(3086)、今年のふくおかFG(8354)があります。参考までにその時の1日チャートを見てみましょう。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

J.フロントリテイリング(3086)
20080725_01.jpg

ふくおかFG(8354)
20080725_02.jpg

 過去のチャートから見ても期待したい所ではあるのですが、松井証券のここまでの株価上昇スピードから考えると「微妙」です。ただ、今回は買い需要に対する浮動株の少なさが追い風(買い需要1,200万株程度で、浮動株は3,400万株程度)です。

 この浮動株のうち、何%かは TOPIX、FTSE、MSCI などの他のインデックスファンドに既に購入されているはずですので、さらに供給は絞られています。やっぱり期待しようかなぁ...!?

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2008年07月22日(火) 00:13

社債利回りから見る危険度

 掲示板にてずいぶん前にeijiさんからご紹介があり、龍さんからも詳しい情報を頂きました「社債利回り」について、 日本証券業協会から売買参考統計値として情報が公開されています。情報ありがとうございます!

 気配値での平均値的な情報ですので、どこまで正確で、どこまで信じていいのかわかりませんが、アーバンコーポレイション(8868)の2009年12月に償還を迎える社債は、利回り 35.88% と、かなり悲観的な値を示しています。パシフィックホールディングス(8902)も7/14ダウンロード分で 30% を超えていますし、NIS(8571)も結構大変な値です。日本エスコン(8892)も最近赤丸急上昇中です。

  上場廃止が決まったスルガコーポレーション(1880)ゼファー(8882)は、直前で利回りが80%を超えていましたので、このあたりからが超危険水域のサインとなっているのかも知れません。

 アーバンコーポレイションはまだ空売り可能な事から、3つのシナリオに沿ったハイリスク・ハイリターン戦略が考えられます。
  1. なんだかんだ言っても必ず復活する => 株買い
  2. もう回復余地がない ⇒ 株空売り
  3. 株価はどうなるか分からないけれど、今後も生き残る ⇒ 社債買い
    (どうやったら買えるのだろうか...)
 しかし、こんな事になるとは1年前には想像もしていませんでした。

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