日経平均銘柄入れ替え最終日!

今日は半期のウィンドウドレッシング買い日であると共に、日経平均銘柄入れ替えの最終日でした。まずは2週間前ほどからの株価の推移を見てみましょう。市場の影響を排除するため、日経平均で差分調整してます。

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東急不動産(8815)が意外と伸びました。発表段階での日経平均寄与度は 0.27%程でしたが、昨日の段階で 0.28% と僅かですが大きくなっていました。そして前日時点での貸借倍率が1.05
と、採用銘柄には珍しく、売りと買いがほぼ拮抗していました。そういった影響もあったのかも知れません。

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売りは見事なまで例年通りの位置に収まりました。毎年こんな感じだと楽なんですけどねぇ。

次に一日チャートです。東急不動産(8815)の伸びと、東映(9605)の下落が目に付きます。日本製粉(2001)は大引けが成立せず、ザラバ引けです。大引け10分前からは、それ以前の株価変動で一喜一憂していたのが馬鹿らしいくらいの空中戦でした。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

東急不動産(8815)
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東宝(9602)
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東映(9605)
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日本製粉(2001)
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特に東映(9605)については、確か大引け10分前でも700万株程度と、最近の日経平均入れ替えの出来高1,500万株程度に対して全然足りていない状況でした。こういった場合は狙い目になりますね。

最後にVWAPについて見てみます。見事に買い上げ、引き落としが成功したことが分かります。

コード銘柄前日終値終値VWAP前日比上昇率VWAP比
8815東急不動産 1095 11201102 2.28% 1.63%
9602東宝 2390 24002381 0.42% 0.81%
2001日本製粉 497 497501 0.00% -0.80%
9605東映 834 816824 -2.16% -0.97%


最近VWAPを見るようになって、大引け10分程度前までは、インデックス買いや売りの逆方向にVWAPと乖離したら、そこか買いポイント、売りポイントとすると良さそうな気がしています。そして大引け近辺でVWAPに値が戻ったあたりで売ると。今日もそんな動きが見て取れました。サラリーマンにはちょっと出来ないですけど…

日経平均入れ替えが終わると、祭りが終わったような爽快感と寂しさがあります。今日まで段階的にポジションを限界目一杯まで張っていました。今はほぼ0です。また一年後のお祭りを楽しみに、普段のポジションで頑張りましょうかね。

TOPIX買い結果

昨日のTOPIX買いの結果を見ておきましょう。VWAPを保存していなかったのが悔やまれます…

コード銘柄算入額(億)当日株価上昇率
5727東邦チタニウム1302 7240 1.40%
6877OBARA211 4820 7.83%
8008F&Aアクアホールディングス151 1017 -5.31%
7212エフテック96 2305 1.32%
3341日本調剤92 4380 -0.68%
4282イーピーエス85 248000 0.00%
6333帝国電機製作所75 1745 -1.30%
6735ディーアンドエムホールディングス72 352 -0.28%
9368キムラユニティー53 1426 -2.40%
7524マルシェ49 1153 -0.43%
4799アグレックス46 1810 -4.23%
3227MIDリート938 511000 0.00%
3226日本アコモデーションファンド715 639000 1.43%
8963東京グロースリート203 360000 -4.51%
TOPIX0.72%


数が多いため期待したのですが、小粒の銘柄が多く並んだためなのか、F&Fアクア(8008)より時価総額が低い銘柄は、全く元気がありませんでした。

一番きれいだったのはOBARA(6877)。時価総額もまあまあで、巨大な東邦チタニウム(5727)の陰で伸び伸びと動きました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

OBARA(6877)
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最も成績が悪かったF&Fアクア(8008)はザラバ引け。インデックス買いが入ったようには見えません。今日値上がりしたのは、その分の反発でしょうか。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

F&Fアクア(8008)
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結局、いくら数が多くても、時価総額(ウエイト)がない銘柄は苦しいということを示しているのかもしれません。

明日はTOPIX買い日

日経平均の銘柄入れ替えまであと2日ですが、その前日にあたる明日に、TOPIX買いとREIT買いがあります。全部で14銘柄と多いため、売買が分散されて多少は期待できるのではないかと思っています。

今日現在の株価でのインデックス算入額(ウエイト)について、上位順に見てみましょう。最後の3銘柄はREIT銘柄です。

コード銘柄算入額(億)
5727東邦チタニウム1302
6877OBARA211
8008F&Aアクアホールディングス151
7212エフテック96
3341日本調剤92
4282イーピーエス85
6333帝国電機製作所75
6735ディーアンドエムホールディングス72
9368キムラユニティー53
7524マルシェ49
4799アグレックス46
3227MIDリート938
3226日本アコモデーションファンド715
8963東京グロースリート203


東邦チタニウム(5727)が抜けています。ここまで大きいと機関投資家がTOPIX買いに売りをぶつけてくる可能性もあります。うーん、悩ましいですね。後は意外と小粒です。

東京グロースリート(8963)は、その名前とは逆に、大証がメインで取引されています。大証と東証で、値段の乖離に要注意です。ただ、算入額(ウエイト)が少ないので、動きは小さいかもしれません。

9月優待銘柄と逆日歩

今日は9月優待銘柄の権利落ち日です。そして逆日歩の結果発表日でもあります。今月は月末最終営業日に土日が絡むため、優待タダ取りを実行するには4日分の逆日歩を覚悟する必要がある要注意の月でした。

各銘柄、どれだけ逆日歩がついたのか興味がありましたので、記録も兼ねて、昨日の終値に対する逆日歩率を、上位から掲載してみます。

コード銘柄市場逆日歩率
5916ハルテック 大証5.29%
9046神戸電鉄  大証4.95%
7494コナカ東証3.69%
8136サンリオ東証3.63%
8246岩田屋福証3.33%
1978アタカ工業 大証3.21%
1978アタカ工業東証3.21%
7412アトム東証2.59%
9010富士急行東証2.57%
9107川崎汽船  大証2.12%
7554幸楽苑東証1.99%
2220亀田製菓東証1.94%
8151東陽テクニカ東証1.92%
7522ワタミ東証1.92%
4837シダックスJQ1.90%
9828元気寿司東証1.83%
9628燦ホールディ大証1.82%
7898ウッドワン東証1.81%
4337ぴあ東証1.79%
4925HABAJQ1.75%
9202ANA東証1.68%
5013ユシロ化学東証1.64%
8742小林洋行東証1.63%
2669カネ美食品JQ1.61%
9405朝日放送  大証1.60%
7007佐世保重工業大証1.24%
9411テレビ東京東証1.05%
2211不二家東証1.00%
9205JAL東証0.95%


第一位のハルテック(5916)は、東証がメインですが信用銘柄で、大証のみ貸借銘柄です。優待銘柄ではないのですが、なんでこんなに高率になるのかよく理解できていません。「大証」扱いが効いているのかも知れません。

第二位の神戸電鉄(9046)は、毎度逆日歩の高い銘柄です。わずか17単位のみの貸株超過ですが、この高率です。やはり大証銘柄です。

第三位、第四位のコナカ(7494)、サンリオ(8136)は、既に新規売り停止銘柄だったのですが、それでも高率でした。

おそらく、今回多くの方が予想外の逆日歩を払うことになったのは、全日本航空(9202)ではないでしょうか。4日分8円(1000株あたり8,000円)の支払いが発生しました。優待券をそのままチケット屋さんに売っても赤字です。

以前に日経マネー誌にても公開したことがあるのですが、権利日前に逆日歩がついた航空優待のタダ取り狙いは相当危険です。今回は全日本航空(9202)が該当し、その通りの結果になりました。

今後しばらく、3月、9月共に月末最終営業日に土日が絡むため、4日分の逆日歩を覚悟する必要があります。今回の傾向を頭にいれつつ、対応したいものですね。

ナイフがたくさん落ちてくる時がチャンス!

以前にご紹介した投資戦略「落ちてくるナイフは計画的につかみ取れ!」に関連しまして、掲示板にていろいろと助言を頂きました SCENEさんから、とっておきのデータを提供して頂きました。ありがとうございます!

そのデータとは、同一日に斉藤方式に合致した銘柄数による利益率についてです。期間は1990年以降で、信用銘柄に限っています。また、下落時の買い増しはしていません。早速みてみましょう。

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一番最初に目に付くのは、同時銘柄数に依存することなく、トータルした場合の負けが一切ありません。そして、同時銘柄数が多ければ多いほど、良い成績になっています。

おおよそですが、同時銘柄数が1-5銘柄の場合は4-9%程度の「警戒ゾーン」6-10銘柄の場合は9-12%の「注意ゾーン」11銘柄を超えると11-18%の「安全ゾーン」と徐々に成績が良くなります。とはいえ、同時銘柄数が11を超えるような下落は、年に数回しかありません。

統計上の話ですが、お金に余裕がある人は、毎回でも斉藤方式にチャレンジしてもいいと思います。しかしながらそんなに余裕がない人は、じっと年に何回かのチャンスを待って一気にチャレンジするのが良いと思います。あくまでも「信用銘柄」だけに絞っていますので、お間違いなく。

日経平均入れ替え本勝負

 今週の金曜日は、日経平均入れ替え前最終日です。過去の平均と、今年の入れ替え銘柄の推移を見てみましょう。

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新規採用銘柄も除外銘柄も、過去の平均値と同じような感じで推移しています。今週が本勝負です。

8月の株高とユーロ高

東証が発表した先月8月の「海外投資家地域別株券売買状況」ですが、予想通りに欧州の投資家の買い越し額が多くありました。ゆるやかなユーロ高が、日本への投資を活発化させた要因になったのだと思います(参考:
8/31日のイベント投資日記)。

単位 千円

区分売り買い差引き
北米 5,067,029,965 4,987,244,272▲ 79,785,693
欧州 9,478,704,222 9,796,244,584 317,540,362
アジア 3,956,074,845 4,140,541,048 184,466,203
その他地域 108,661,127 196,302,610 87,641,483
合計 18,610,470,159 19,120,332,514 509,862,355

(出所: 東京証券取引所)

今月に入って、ユーロ/円はもみ合い中。更に日曜日からラマダン入り。ユーロからの流入が止まったために、今月は冴えない展開なのかも知れません。先週の「投資部門別売買状況」も、わずかながら外国人投資家は売り越し。なかなかエンジンがかからないですね…。

日本リテール(8953)のREIT買い日結果

今日は日本リテール(8953)のREIT買い日でした。インデックス買いがこの1銘柄のみに集中したためか、最後は下げて終わりました。最近は複数銘柄のインデックス買いが重ならないと、なかなか難しいですね。9/28日の
TOPIX、REIT買いは銘柄数が多いため、期待したい所です。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

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日経平均入れ替え銘柄の今後


今年は例年より日経平均の入れ替え発表から、実際の入れ替え日までが長いです。そのためしばらく、入れ替え日に向けた過去の株価の推移と比較することが出来なかったのですが、ようやくグラフに掲載することができるまでに近づいてきました。それでは早速見てみましょう。

グラフは、2001年秋以降に、合併等を除く採用銘柄と除外銘柄の平均推移を日経平均寄与度(ウエイト)別に掲載しています。唯一昨年のスカパー(4795)だけは特異例として除外しました。

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今年の採用銘柄は共に、日経平均寄与度が0.3%未満で、実需の面では厳しいです。採用買い期待による上昇(この場合は株価は元に戻ります)または、銘柄の個別要因で上昇することはあるかも知れませんけれども。

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除外銘柄については、日経平均寄与度によってそう違いはありません。今年の除外銘柄は、どちらも貸借銘柄で、松井証券の「無期限信用売建銘柄」にも採用されています。

もちろん今年も同じ傾向を示すとは限りませんので念のため。

FTSE買い日結果


早速本日のFTSE買い日結果を見てみましょう。京阪電鉄(9045)、森精機製作所(6141)、関西アーバン銀行(8545) は、大証の値を利用しています。(9/16補足: 三井トラストHLDGS はウエイトの変更でしたのでカテゴリを「W変」としました)

コード銘柄名前日比終値VWAP乖離率時価総額(億)カテゴリ
3436SUMCO 5.52% 1.77%3988 L直
9045京阪電鉄 0.32% 0.80%3526 M直
1808長谷工コーポレーシヨン 0.48% 0.91%3325 M昇
8309三井トラストHLDGS 0.39% 0.64%2675 W変
5631日本製鋼所 1.61% 1.77%2248 M昇
7936アシックス 2.21% 0.92%2176 M昇
5726住友チタニウム -0.51% 1.42%1888 M昇
5727東邦チタニウム 0.00% 2.11%1779 M昇
6141森精機製作所 0.00% 1.33%1633 M昇
8571ニッシン 6.76% 2.29%1611 M昇
2730エディオン 0.99% 0.83%1609 M昇
6845山武 1.04% 0.65%1592 M昇
4540ツムラ 2.15% 0.89%1484 M昇
4680ラウンドワン 1.97% 1.25%1426 M昇
8609岡三ホールディングス 1.75% 0.84%1129 M昇
8698マネックスビーンズHLDGS 3.95% 1.61%1128 M直
8384東京スター銀行 3.42% 1.01%1064 M直
7966リンテック -0.72% 0.23%1060 M昇
4756カルチュア・コンビニエンス 0.26% 0.80%889 M昇
8870住友不動産販売 1.59% 0.65%866 M昇
8545関西アーバン銀行 0.21% 0.39%686 M昇


SUMCO(3436)が急騰しています。これはFTSEの影響というよりはセクターや個別銘柄によるものでしょう。あとは低位株のニッシン(8571)を除けば前日比の上昇率に派手さはありません。それでもTOPIXが前日比 -0.29% に対して、21銘柄中19銘柄がアウトパフォームしました。

そして注目すべき所は、全銘柄がVWAP(出来高加重平均)よりも終値の方が株価が高く、引け際に買われたことが分かります。特に日本製綱所(5631)からニッシン(8571)までの中位ゾーンが比較的良い成績です。

終値VWAP乖離率の大きい、日本製鋼所(5631)東邦チタニウム(5727)を見てみましょう。後場の急落が大きく、ここで投げてしまった人が多かったかも知れません。本日最後まで所持していた人の多くは勝てたでしょうが、そう簡単には勝たせてくれませんね。
(出典: Yahoo Japan Corporation.)

日本製鋼所(5631)
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東邦チタニウム(5727)
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最後に京阪電鉄(9045)の東証と大証の1日チャートです。森精機製作所 (6141)、関西アーバン銀行(8545)もそうなのですが、主戦場の大証で買われました。 (出典: Yahoo Japan Corporation.)


京阪電鉄(9045) – 東証
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京阪電鉄(9045) – 大証
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