今年は「日本トラスティ」来年は「日本マスター」


25日のヤマハ(7951)に引き続き、今日は松下電器産業(6752)が、銀行等保有株式取得機構分(+α)の株式売却を発表しました。

「銀行等保有株式取得機構」とは何か? については、今日の「虎年の獅子座」さんのコメントにもあったのですが、詳しい情報は、大和総研のページにありますのでそちらをご覧ください。

ざっくり言ってしまえば、株式が低迷した時期に「銀行等保有株式取得機構」と「日銀による株式の買い取り」で、その当時の買取価格で「6兆円程」を保有しています。

その当時、東証一部の時価総額は「250兆から300兆円の間」を行き来していたので、実に株式の2%程度が買い取られていたことになります。今だと10兆円程度に該当します。その株式分がこれから、市場へ放出されることになります。

昨年後半の株価高騰でリード役を果たした外国人投資家が、昨年買い越しした額は約10兆円でしたので、これを丸ごと飲み込む金額です。

ニュースリリースで分かったのですが、「銀行等保有株式取得機構」の株式の名義は「日本トラスティ」のようです。また、2007年10月以降に放出される「日銀による株式の買い取り」分の株式名義は J_Coffee さんのページから「日本マスター」のようです。

2006年は「日本トラスティ」、2007年後半からは「日本マスター」が大株主に掲載されている銘柄は、売り出しによる需給懸念が今後も出そうです。

とはいえ、東証一部の大型株は大抵該当してしまうでしょうから、避けようと思っても、避ける先が小型株や新興市場株になってしまいます。今後の日本株の上値を抑える大きな壁になりそうです。

 この件について、以前から情報を頂いていた龍さんに感謝致します!