日経平均入れ替え序曲

年に一度の大イベント、日経平均の入れ替えの発表が昨日ありました。昨年はちょっと意地悪に月曜日発表だったのですが、今年は順当に火曜日発表でした。

今更述べるまでもないのですが、確認のため、採用銘柄と除外銘柄についてここに記載しておきます。日経平均寄与度等については、本日の終値で計算しています。新規採用銘柄については、今採用されていると仮定した場合の数値です。

採用銘柄

コード銘柄みなし額面みなし株価寄与度順位寄与度
8815東急不動産 50 1083104位0.28%
9602東宝 500 250.5216位0.06%


除外銘柄
コード銘柄みなし額面みなし株価寄与度順位寄与度
9605東映 50 903120位0.23%
2001日本製粉 50 536175位0.14%


しかし、なぜに東宝(9602)はみなし額面「500円」なんでしょうかね。この影響で、日経平均への寄与度順位が大幅に低下して、下から10番目以内に入ってしまいます。これでは、採用最終日の盛り上がりに欠ける可能性大です。

想像するに、日本経済新聞社は、採用銘柄と除外銘柄のバランスを取るために、この額としたのでしょう。日本を代表する指標であるため、あまり独断的な変更はできないけれど、急激に値を変化させるような入れ替えは、批判の的となるため、いろいろと妥協しながらの苦渋の決断だったのではないでしょうか。

それでは、本日の採用銘柄と除外銘柄の値動きをチェックしてみましょう。まずは採用銘柄から。毎年、ほぼ寄り天井になります。今年も一緒でした。年に1度なので、みんな忘れてしまうのでしょうかね?
(出典: Yahoo Japan Corporation.)

東急不動産(8815)
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東宝(9602)
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採用銘柄の今後の展開についてですが、2年前のグラフで申し訳ないのですが、もう数日間は値下がりし、底値をつけた後にじわじわ上昇すると思っています。寄与度がそれなりにある東急不動産(8815)は、最終日も買われると思いますが、東宝(9602)はかなり危ういです。

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次に除外銘柄です。こちらも大本命だったためか、寄り底に近い動きです。採用銘柄も除外銘柄も、当たったら翌日の寄り付き近辺で一旦処分するのが賢明のようです。(出典:
Yahoo Japan Corporation.)

東映(9605)
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日本製粉(2001)
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除外銘柄の今後の展開についてですが、全く違う2つのパターンが存在します。2004年の3銘柄に見られたように、一方的にずるずる下がるパターンと、昨年度の森永製菓(2201)のように、一旦反発してから、下がるパターンです。

今年は、どちらになるかは、もう数日様子を見ないとわかりません。今回は除外本命銘柄だったため、後者になるのではないかと思っています。ただし、寄与度が意外と大きいので、早めに下がり始めるかも知れません。

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ついでに、採用有力候補の外れ銘柄と、除外有力候補の外れ銘柄のチャートを見てみましょう。まずは採用有力候補の外れ銘柄から。(出典: Yahoo
Japan Corporation.)

SBI(8473)
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ヤマダ電機(9831)
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セガサミーホールディングス(6460)
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いずれも下げがきついです。有力候補は、発表前に売り切る方が安全ですね。当たっても上昇率は低いですし。

次に、除外有力候補の外れ銘柄です。なんと熊谷組(1861)は、前日比で16%もの上昇です。除外されない銘柄を当てる方が、実は効率が良さそうです。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

熊谷組(1861)
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明電舎(6508)
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