TOB応募に間に合わなくても

本日、レックスホールディングス(2688)のTOB応募申し込みが締め切られました。市場売買から株券引渡しに4営業日必要であることから、実質上12/7日の売買分で終了しています。株価も12/8日から下落し始めました。

私も応募しましたが、株券の移管に予想外の時間がかかってしまい、最後は間に合うかドキドキものでした。証券会社の人に電話で「移管は済みましたが?
証券会社によってはもう間に合いませんよ」と催促を受けていました。

ところで、もし「間に合わなかった」もしくは「応募しなかった」場合は、今後どうなってしまうのでしょうか。

レックスホールディングスの「よくあるご質問」のページに、今回TOBに応募しない株券に関して、今後予定される処置が記載されています。


Q10.
公開買付けに応募しない場合は、株を保有し続けることは出来ないのでしょうか?
A10.
応募されない場合は引続き当社の株主様ですので株券を所有されることになります。但し、本公開買付者(AP8)は、本公開買付後、間接保有分を合わせて最終的に当社株式の100%を保有することを企図しております。TOBが成立した場合、本公開買付者は67%以上の当社株式を直接又は間接に保有することになり、TOB後の株主総会において特別決議による100%保有に向けた内容の各議案に賛成する予定です。これらの決議が行われた場合、株主様には結果として金銭が交付されることとなる見込みです。なお、当該金銭の額は本公開買付けの買付価格を基準として算定する予定ですが、株主様に対して交付される金銭の額が本公開買付けの買付価格と異なることがあり得ます。



つまりは、今回TOBに応募しなくても、相当しばらく後でTOBの額(230,000)で買い取ってもらえる可能性が高いのです。

現在の株価は 222,000円。今はまだそれほど旨みはありませんが、もっと株価が下がれば、大量に仕込んで、買い取ってもらう作戦もありえます(但しリスクもたくさんあります)。これは今回の件に限らず、TOB後に上場廃止する銘柄全般に言えます。

アサヒビール(2502)にTOB 7,900円で92.5%まで所有された和光堂(4520)は、いまや株価 3,830円。上場廃止後にアサヒビールが 7,900円で買ってくれれば超ラッキーなんですけどね。私にはそれを狙う勇気はありません。

しかしまあ、上場廃止も視野にあるレックスホールディングスが、TOB応募期間終了後に、これだけ流動性があるのも、私の感覚からは不思議でしょうがありません。

参考: 日本証券新聞