まだまだ似ている? 月足チャート

今日で1月の相場が終了しました。そこで毎月恒例で行っている「似ているチャート」について、今月も引っ張ってみます(笑)。日経平均とJASDAQ平均です。日経平均は高値をなかなか抜けない。

日経平均 1986年(バブル前夜)~
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日経平均 2005年~
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JASDAQ平均 2000年(ITバブル崩壊後)~
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JASDAQ平均 2006年~
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今日は、日経225採用銘柄の日興コーディアル(8603)が、裁定で売るに売れずに、先物がヘッジ売りされたのでしょうかね… 前回の日興コーディアル(8603)がストップ安した時にも同じように売られていました(参考: 日本証券新聞)。

本日のエグイチャートを。春日電機(6650)です。最近値下がりが激しいバナーズ(3011)関連銘柄のひとつです。バナーズと信用取引を使った株式持合いによって、値下がりにより損害を受けました。その損害を穴埋めとして、なんと下限100円まで修正可能なMSCBを発行決議しました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

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株式を信用で持ち合いしているなんて恐ろしい…。こんな結果になったのは経営陣の判断に責任があると思うのですが、ちょこっと謝っただけで、その尻拭いを全て株主に押し付けるのもねえ。

バナーズ(3011) もそうなのですが、春日電機(6650)は、最近の「斉藤手法」にひっかかった銘柄のひとつでした。私も少々持っていたので、その推移をじっくり見ることができました(泣)。

「斉藤手法」は見返りが大きいですが、こういったこともあるのも事実。過去の統計データに従って、少なくとも信用10銘柄以上同時サインが出るときにだけ限ればよかった…
と今更ながら後悔。まあそれも勉強。次にチャレンジです。

つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの (by みつを)。

反対側に振れるTOPIX買い日

本日は様々なTOPIX買い日でした。結果をみてみましょう。

TOPIX採用

コード銘柄名ウェイト(bps)当日終値前日比VWAP比
4665ダスキン2.06 1870 -3.91% -3.17%
5440共英製鋼0.85 2920 0.00% -0.10%
8993アトリウム1.57 3830 -2.30% -2.68%
6413理想科学工業0.91 2545 -1.36% -0.62%
9938住金物産0.76 525 -2.96% -3.38%
3774IIJ0.97 445000 -0.67% -0.90%


ダスキン(4665) (出典: Yahoo Japan Corporation.)
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TOPIX Core30 採用
コード銘柄名当日終値前日比VWAP比
2914日本たばこ産業 576000 -1.03% -0.52%
5411JFE HD 6680 -1.76% -1.28%
7974任天堂 34850 1.75% 0.18%


TOPIX 500 採用 – 注目銘柄(東証)
コード銘柄名当日終値前日比VWAP比
4528小野薬品工業 6080 -0.49% -0.10%
9783ベネッセコーポレーション 4700 -0.21% -0.15%


前日比からも、VWAP比からも、かなり反対側に振れたことが分かります。唯一プラスだったのは Core30 の任天堂(7974)だけで、大和総研で取り上げられていた TOPIX500 銘柄の 小野薬品工業(4528)ベネッセコーポレーション(9783) も買いが入らず、大証では更に値段が下がっています。

TOPIX買い銘柄を当日だけ参加するのは辛いですね… 前日までの上昇で売ってしまうのが今のところは良さそうです。

あと、チャレンジャーな方は、日本で適用するのではなく、中国やベトナムなど、発達しつつある市場で狙ってみるのも(買えるのであれば)良いかも知れません。最近、中国上海市場では、指数の入れ替えに余裕を持たせるなどの対応を始めたようですが。

監理ポスト解除時のパターン

東日カーライフグループ(8291)は、遅れていた半期報告書を1/15日に提出し、その9営業日後の先週の金曜日、監理ポスト解除となりました。今日が解除後の最初の取引日です。一日チャートを見てみましょう。(出典:
Yahoo Japan Corporation.)

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一気に「アク抜け」になって急上昇です。ただ、以前にお知らせした「監理ポスト、整理ポスト銘柄で勝つ!」にありますように、虚偽記載系によって監理ポスト解除となった銘柄は、初日に急騰すれど、結局は元の株価に戻るパターンが大半です。

虚偽記載系ではないのですが、先週監理ポストを解除されたセシール(9937)ビーピー・カストロール(5015)も、解除日以前へと株価が戻りつつあります。監理ポスト解除時には売りから入るのが王道のように思えますが、市況は上昇機運。信用倍率は既に1倍割れ。今回も下落してくれますかね…

虚偽記載系によって監理ポストに指定された企業は、訂正報告書を作成し、提示できたら、1-2週間程度で監理ポスト解除というのが大体の目安のようです。そういった意味では、大氣社(1979)日興コーディアル(8603)は、まだ提示できていませんので、急騰期待まで、もう少しかかりそうです。

さて明日はもろもろのTOPIX買いがあります。TOPIX Core も含め、入れ替え銘柄数も多いので、通常なら期待できるのですが、最近のTOPIX買いはボロボロ。明日くらいは、久々に期待したいものですが…

石川島播磨重工業のTOPIX買い日

昨日は、石川島播磨重工業(7013)の公募によるTOPIX買い日でした。1日チャートをご覧下さい。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

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「TOPIX買い」の影響と「重厚長大の上昇」が相乗効果となってか、年初来高値の大幅高(前日比 4.3%)になりました。TOPIX Core30
の入れ替えが控えている JFEHD(5411)もガンガン値を上げています。

最近の傾向として、「公募」や「売出」を発表した銘柄が、発表時翌日には値段が下がれど、それ以降は値を上げ、石川島播磨重工業(7013)京阪電気鉄道(9045)スルガコーポレーション(1880)といった貸借銘柄の売り方は超苦戦です。

こういった所からも「市場の強さ」を伺うことができます。今の状況では、以前ご紹介した「公募・売出なら貸借銘柄を狙え」の「(ネット証券における)応募最終日に、公募価格を2%上回っている銘柄は応募」といった戦略が有効のようです。

再び外国人投資家が買い加速

先週はずいぶん株価が上がった週だったのですが、やはりと言うべきか、大量の外国人買いが入っていました。1月の1,2週のマイナスを軽く吹き飛ばす分だけの買い越しです。

期間TOPIX先物225先物株式売買(3市場)全合計
11月3週-272,938 22,216 65,158 -185,564
11月4週-333,969 -2,901 57,627 -279,242
11月5週65,034 -98,014 324,525 291,546
12月1週121,755 -207,793 591,842 505,804
12月2週220,811 27,734 524,141 772,687
12月3週208,191 7,579 289,914 505,684
12月4週145,319 45,046 60,691 251,056
1月1週-484 99,361 -114,982 -16,105
1月2週-79,779 -77,542 129,384 -27,937
1月3週187,246 -74,223 543,062 656,086


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この勢いで、長年の念願である「TOPIX1800近辺の壁」を超えられるかどうかですね。掲示板で線香さんがご指摘のように、さまざまな面で壁があり、最終的には第3四半期の業績次第というところでしょうか。

東京タワーからユーロ紙幣がばら撒かれる?


記録として; 決算発表が期限に間に合わないことで既に監理ポスト入りをしていたIXI(4313)は、1/21日(日)に突然「民事再生手続き」を行ったことを発表し、それと同時に東証が22日(月)からの「整理ポスト」へ指定を行いました。

22日は値幅制限ありの取引で、179,000円でストップ安比例配分(誰が買ったんだろう…)、23日からは値幅制限なしで 82,000円まで切り下げ、24日からは、東証が250円を下限とした気配提示を行うことで、ようやく
2,400円で成立しました。その後、4,900円まで気配値を上げそのまま引けました。

これで誰しもが思い出すのは、あしぎんFG(8352)の株価1円からの株価乱高下と、「名古屋1ドル紙幣ばら撒き事件」ですね。詳しくはウキペディアに記載されていますので、どうぞご覧下さい。

今回は1株単元だったために、あしぎんFGと違って株数自体が少なく、朝一番の約定金額で1億円でした。引けで株価が倍近くになりましたが、まだ1人あたりの儲け額には限界がありそうです。

朝一番で、私も指値参加しましたが、あまりにも低すぎ(490円)て、約定しませんでした。通勤途中、地下鉄に乗る前までチェックしていた段階では、320円位で板がウロウロしていたので、「もしかして買えちゃうかも」とドキドキしていたのですが、そんなに甘くはありませんでした。

これで儲けたら、名古屋に対抗して、東京タワーからユーロ紙幣をばら撒こうかと思ったのですが、それもできずです(もちろん冗談です)。誰かが「こんなに簡単にお金儲けができるなんてつまらない」と言いつつ、ばら撒いてくれたりして…

ご参考まで、あしぎんFGの株価推移を掲載します。最後は価値が0になる運命(IXIも解散価値は0だと思います)。明日から値幅制限も発生しますので、あしぎんFGのような強烈な上下はあまり期待できず…

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IXI上場廃止 – 整理ポスト行き

この間、IXIが監理ポストに割り当てられたと思ったら、今度は会社側で民事再生手続を開始で整理ポストに割り当てられ、上場廃止が決定しました。電光石火です。つい最近まで、東証1部への昇格有力候補だったはずなのですが…。

過去に投資戦略「監理ポスト、整理ポスト銘柄で勝つ!」でご紹介しましたように、整理ポストに入って株価がリバウンドするには、それなりの企業価値を持っていることが条件です。簿外債務を抱えているIXIには、デイトレードならまだしも、オーバーナイトでのリバウンドは、あまり期待はしない方が得策だと思います。

話が変わりまして、本日発売の「日経マネー」に「優待買い」について、記事が掲載されました! よろしければご覧くださいませ!

外国人投資はひと休み

先週分の投資部門別状況が本日発表になりました。これを見る限り、先週と全く逆パターンで、株式は買い越しなのですが、先物は売り越しで、トータルわずかに売り越しです。

期間TOPIX先物225先物株式売買(3市場)全合計
11月3週-272,938 22,216 65,158 -185,564
11月4週-333,969 -2,901 57,627 -279,242
11月5週65,034 -98,014 324,525 291,546
12月1週121,755 -207,793 591,842 505,804
12月2週220,811 27,734 524,141 772,687
12月3週208,191 7,579 289,914 505,684
12月4週145,319 45,046 60,691 251,056
1月1週-484 99,361 -114,982 -16,105
1月2週-79,779 -77,542 129,384 -27,937


こういった動きを合理的に説明するのは少々難しいのですが、先週まで原油価格が急落していたので、少々その余波を受けているのかも知れません。なかなか素直に買い進まれませんね。(出典:
futuresource.com)

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恒例の「東証1部時価総額」に対する「外国人投資家の買い越し割合」についてのグラフを掲載します。上昇傾向にはあるのですが、ギザギザの線です。楽観的に解釈すれば「下値を固めながら着実に上昇中」といった所でしょうか。

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自己売買部門の先物売り

昨日、1月最初の週の投資部門別売買状況が発表されました。わずか1日半の取引だったのですが、株式について外国人投資家は結構な売り越しです。しかしながら日経平均先物で埋め合わせていまして、合計ではわずかに売り越しです。

期間TOPIX先物225先物株式売買(3市場)全合計
11月2週-270,167 88,694 -62,000 -243,473
11月3週-272,938 22,216 65,158 -185,564
11月4週-333,969 -2,901 57,627 -279,242
11月5週65,034 -98,014 324,525 291,546
12月1週121,755 -207,793 591,842 505,804
12月2週220,811 27,734 524,141 772,687
12月3週208,191 7,579 289,914 505,684
12月4週145,319 45,046 60,691 251,056
12月1週-484 99,361 -114,982 -16,105


この週は、1/5日に大幅に急落したのですが、その日は商品市場が崩れた余波と、日経平均先物の大口の売りが重なった日でした。記録を見ると、先物大口売りの主は「自己売買部門」です。

1月第1週 日経平均先物売買額(単位千円)

自己売買部門 -97,450,268
外国人投資家 99,360,632


これらをどう見るかは、なかなか難しい所ではありますが、都合よく解釈すれば、「外国人投資家は、商品市場が崩れたことにより、利益の乗った現物株を売るものの、日本市場は強いとみて、先物は買った。自己売買部門は、個別株が弱いところに乗じて先物を仕掛け売りした」。

本当の所はわからないのですが、翌週も外国人投資家が買いに動いていないようでしたら、要警戒です。今日までの株価上昇傾向からは、また買い進めている気がします。

そんな裏側で、ここ数日、新興市場が強いですね。最近、どこの本屋さんでも「株式コーナ」が、かなり縮小されているのを見て、「新興も底は近いぞ」と、勝手に良いように解釈しています。

日経金融新聞に紹介されました

今日の日経金融新聞「スクランブル」欄に、B.N.F さん、伊藤道臣さん、盛学志さんと肩を並べて、「株名人」の一人として取り上げて頂きました。とても光栄に思います。もしよろしければ記事をご覧になってください。

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しかし、B.N.F さんは、あの巨大資金で、昨年50%の利益を上げたと記載がありますから、ただ驚くしかありません。すごすぎます。

ところで、盛学志さんって、誰? と思われる方も多いかと思いますが、いろいろな個人投資家のオフ会に参加されている、かの「Sato」さんです。私も先ほど、ご本人からのメールを頂いて気がつきました(笑)。