円と共に去りぬ

今日発表された先週の投資部門別状況ですが、前回同様に大きく外国人投資家が売り越しました。円キャリーの巻き戻しと同時に外国人投資家が去ってしまっている状況です。そしてその売りを受け止めたのが、先週同様個人投資家です。

 先週のようなSQのある週は、外国人投資家の買いが減ることは統計上分かっていますので、その翌週にあたる今週に買いが復活しているかが、今後の株価を占う上で重要です。

外国人投資家の動向:

期間TOPIX先物225先物株式(3市場)全合計
1月3週187,246 -74,223 543,062 656,086
1月4週78,098 -20,069 425,234 483,263
1月5週48,815 215,434 530,009 794,258
2月1週-41,388 -52,052 369,317 275,877
2月2週203,250 221,913 518,955 944,118
2月3週316,542 -6,995 528,740 838,288
2月4週-415,758 -271,506 -264,968 -952,232
3月1週-93,105 -386,055 -390,040 -869,200


株式 投資部門別売買:
自己売買部門外国人投資家個人投資家
2007年2月4週 -344,452 -264,967 508,664
2007年3月1週 -176,781 -390,040 590,257


いつものグラフです(参考:外国人買いは上昇トレンドのサイン?)。まだデットクロスしていせんが、今週それなりに外国人投資家の買いが入らないと、本当にデットクロスしてしてしまいます。

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最近「株価の変動が激しいのは個人投資家が短期売買を繰り返すため。長期投資をするような投資教育が必要だ」といった趣旨の記事をチラホラ見かけましたが、今回の急落は個人投資家の行動が原因ではありません。そういった主張をなさる方は、個人投資家にではなく、外国人投資家に対して短期売買しないよう投資教育して欲しいものですね(笑)。