MSCIの定期入れ替え

5月はMSCIの年次定期入れ替えの季節です(2月,8月,11月は四半期入れ替え)。5/4日の早朝に発表がありました。今年は9銘柄の採用、9銘柄の除外と、例年より採用が少なめ、除外が多め(参考: MSCIを攻略する-2006年版)です。今回の採用銘柄と除外銘柄を掲載します。

採用銘柄

コード銘柄
1662石油資源開発
3116トヨタ紡織
3231野村不動産ホールディングス
4817ジュピターテレコム
5019出光興産
8359八十二銀行
8379広島銀行
8593三菱UFJリース
8905イオンモール


除外銘柄
コード銘柄
2873加ト吉
4521科研製薬
4835インデックス・ホールディングス
6436アマノ
6815ユニデン
7518ネットワンシステムズ
7873アーク
8112東京スタイル
8597SFCG


また今回は、MSCIからもうひとつの発表がありました。それは「MSCIPROVISIONAL STANDARD INDICES」というものです。今後MSCIの算出方法が変わりますので、今のうちからその算出方法が変わった場合の「参考銘柄」について記載したものです。このあたりは、「虎年の獅子座」さんが3/29日の記事で結構詳しく記載していますので、そちらをご覧下さいませ。

一番大きな変更は、今までは「業種別」で85%の浮動株時価総額をカバーする銘柄を採用していたのですが、これを「全業種」で85%になるように基準を変更します。これによって、今まで「時価総額は十分満たしているのに何で採用されないの?」といった銘柄はなくなるはずです。

因みに今回、期待されていたのに採用されなかったあおぞら銀行(8304)も、算出方法が変わる場合の採用銘柄として発表されています。今回のMSCI採用分を除いた、算出方法変更後に採用される銘柄について記載します。

コード銘柄
4506大日本住友製薬
4528小野薬品工業
5486日立金属
6448ブラザー工業
7202いすゞ自動車
7211三菱自動車
7261マツダ
7262ダイハツ工業
7269スズキ
7270富士重工業
8304あおぞら銀行
8404みずほ信託銀行
8754日本興亜損害保険
8761あいおい損害保険
9504中国電力
9505北陸電力
9507四国電力


主に 薬品、自動車、銀行・損保、電力 の業種で、業種別85%ルールにより採用されていない銘柄があったことが分かります。特に自動車はすごいですね。トヨタ自動車(7203)の時価総額が大きかったためです。

今回のMSCIの入れ替えは 5/31(木)の引け後ですので、結構長い期間があります。また、MSCIの算出方法の変更による移行は、2007年の11月と2008年の5月に時価総額で半分づつになるように入れ替えて完了します。これもまた先が長いですね。

因みに昨年の最終日の値動きについては2006/6/1の夕凪通信をご覧下さい。MSCIの新規採用銘柄、除外銘柄の値動きは逆噴射で、ウエイト調整銘柄の方が旨みがありました。私はMSCIと契約していないので、ウエイト調整について詳細を知ることはできません。各証券会社からレポートが出ると思いますので、そちらを参考にしてください。ただし、今年も昨年と同じ傾向になるのかは分かりませんので念のため。