仕手と投資事業組合

昨日、新興市場の下げの一因が「投資事業組合の金融庁へ登録を避けるための清算整理」ではないかとの話題を取り上げました。本日読み終えた「仕手現場の仕掛け人 真実の告白」の書籍にも、最近の仕手の流行は投資事業組合の匿名性を利用したものであるとの事。元タネは私募CB、第三者割り当て、MSCBといった有利発行だそうです。

となると、投資事業組合を使って仕手を繰り広げていた場合、夏までには組合を清算する必要があり、急激に現金化に走っているのかもしれませんね。もしそうなら、市場の健全化として歓迎すべき事です。

色々の所で話題となっている、オー・エイチ・ティー(6726)なんかも、MSCBを発行しているし(そんなにひどい条件ではありませんが)、実体と比べて株価は割高ですし、もしかしたら…。こういった銘柄が斉藤手法に該当したとしても、参加するのは相応の覚悟を決める必要があります。

仕手銘柄やその手法(最初は儲けさせて、得意銘柄と勘違いさせる)に引っかからないように、こういった書籍で知識を蓄えておくのも良いのではないかと。読み物としても、仕手の手法を実際の銘柄で説明されていて、とても面白かったです。