相変わらず様子見の外国人投資家

少々遅くなってしまいましたが、木曜日に発表された投資家部門別状況にて、外国人投資家は、今週もまた、はっきりした買い、売りのスタンスを示しませんでした。

期間TOPIX先物225先物株式(3市場)全合計
2月4週-415,758 -271,506 -264,968 -952,232
3月1週-93,105 -386,055 -390,040 -869,200
3月2週-168,590 -176,672 -86,883 -432,145
3月3週42,749 158,438 408,619 609,806
3月4週-151,951 96,260 80,662 24,971
4月1週-90,616 127,416 486,753 523,553
4月2週-215,961 63,569 339,822 187,430
4月3週-77,133 78,511 515,766 517,144
4月4週-1,925 91,440 111,148 200,663
5月1週-46,427 -49,772 -5,535 -101,734
5月2週-818 -16,141 233,496 216,537


いつものグラフです(参考:外国人買いは上昇トレンドのサイン?)。またデッドクロスしました… といっても、5月連休中の閑散期が入っていることと、もみ合い中のクロスなので、そう過敏に反応する必要はないでしょう。

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どっちかといえば、5月のヘッジファンドの解約に伴う売りの方が気にかかる所です。今年も含め、過去4年間の4,5月の日経平均の日足を見てみます。

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今年はどうやら大きな波乱は避けることができそうですね。毎年のごとく月曜日に急落があったので、明日が大丈夫ならもう行けそうです。5/28日にもう1度月曜日が巡ってきますが、受け渡し日が5月末日とぎりぎりですので、そこまで引っ張ることはないと思います。

それより心配なのは新興市場です。斉藤手法にひっかかる銘柄が毎日じわじわと5銘柄程度づつ増え、金曜日時点で30銘柄程にもなりました。

私がいつも見ているマーケットウィナーズで、新興市場の下落について、フィスコの岡崎さんが鋭い視点でお話していました。新興市場の下落の原因は、「ノンバンクの貸出の厳格化」と「投資事業組合の金融庁へ登録を避けるための清算整理」が引き金になっているのではないかと。

「ノンバンクの貸出の厳格化」については、追証などが発生すると、ノンバンクで手当てして株の保持をしていた人が、それが貸し渋りでできなくなり、損切りに追い込まれているのではないかとの推測です。私の知っている人の中に「FXで大損した時に、家族に内緒でノンバンクから資金を借りて勝負して儲け、お金を返した」というシビれる方がいたので、もしかしたらそんな人もいるかも…
と思ってしまいます。

「投資事業組合の金融庁へ登録を避けるための清算整理」については、金融商品取引法がこの夏に始まるので、そこまでに「(怪しい)投資事業組合」が清算する必要があり、残務整理を考えると、4,5月までに株式を売る必要があるのではないかとの推測です。

どちらも、どれくらい影響を及ぼしているのか分かりませんが、こういった視点の広さは参考にしたいものです。

話が変わって、この週末は東海地方に遠征していました。噂には聞いていたのですが、5月21日発売予定の月刊マネー誌が19日にはもう発売されていました。私も主要のマネー雑誌をもう読んでしまいました。ということで、ほんのちょっとだけ、東海地方の方は投資に有利なのかも。