ライアーゲーム(LIAR GAME)

毎週土曜日の夜11:10分から、フジテレビ系列で「ライアーゲーム」というドラマが放映されています。原作はコミックです。初回からずっと見ているのですが、これがまた、株式投資と合い通じるものを感じるのです。

ドラマでは、与えられた条件の下で、数学的な知識を利用し、相手の心理を読み取りながら、ゲームに勝ち残る必要があります。株式も与えられた条件(株式売買の範囲内)で、数学的な知識(低PER,
低PBR、テクニカル指標等)を利用し、相手の心理(評価が低い or パニック売り等で、株価がゆがんでいる)を読み取る作業をしています。

また「少数決」という、少数の側が勝者となるゲームが登場したのですが、株式も少数の側にいるかどうかが勝負の鍵になります。斉藤手法はその極致です。バリュー投資も「他人が気づかない割安株を買う」ことに力を注ぎますので、やはり少数側です。順張りは大衆側のように見えますが、その後に更にどんどんやってくる大衆の買い手が集まることで株価が上昇しますので、やはり少数側です。

ジム・ロジャースも「人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉」の中で『多くの人が「バカな」と思えば思うほど、その投資はうまくいくのだ』といった記述がありますが、これもまた、少数側にいるかがいかに重要であるか、ということを述べているものでしょう。

最近「この売買は少数側としての判断なのか、多数側としての判断なのか」を自問してから売買するようにしています。もし自分が多数側にいると判断したならば、その売買自体を中止するか、それを覚悟の上で損きりするか、のどちらかです(少数側にいるかどうかの客観的判断が実は難しかったりするのですが)。

それからドラマの中で「これは支配力を争うゲームなんですよ」といったセリフがありますが、村上ファンドやスティールパートナーズは大株主としての支配力を駆使してゲームに勝つことに集中しています。

今週末のドラマは最終回3時間スペシャルですが、株主総会も多くあります。フージャース(8907)、ワタミ(7522) と渡り歩き、帰ってからゆっくりとTVを見ることにしましょうかね。