究極の突っ込み買い

今日は上場廃止予定による値幅制限を外した銘柄が2つも出た、かなり珍しい日でした。上場廃止日に株価がほぼ0に近くなることは、買い手も売り手も承知上ですので、導火線に火をつけた中での心理戦ゲームと言ってもよいかもしれません。

みらい建設グループ(1792)は、9/19日のクレディア(8567)と似て、全株一致後に株価がするする上昇しました。18円で始まり高値で27円までありましたので、1日で50%の値幅が出ました。終値は26円です。(出典:
Yahoo Japan Corporation.)

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一方で、午後にようやく全株一致したマキ製作所(6304)は、100円で始まり、これもまたするすると株価が上昇しましたが、そこが目いっぱいで、下落が止まらず、安値で65円、終値で74円でした。(出典:
Yahoo Japan Corporation.)

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買い手からすれば、価格は0に近い所から始まった方がうまみがあります。1円でも上昇すれば、ものすごい上昇率となります。また、下落しても地面が近いので、株価復活に期待ができます。そして翌日以降、値幅制限が復活しても引っ掛かりにくくなります。つまりボラティリティを高く維持できるのです。

そういった意味ではマキ製作所は少々高く始まった感があります。午前中のみらい建設グループの値動きを見て、早めに買おうとした人が多くなったためかも知れません。

みらい建設グループとマキ製作所の値動きが全く違ってしまった要素はどこにあるのか、研究対象にしてみたいですね。記録の意味でも今日の出来高を掲載しておきます。

コード銘柄発行済株数浮動株全株一致数出来高始値始値売買代金(百万)
1792みらい建設 39,311,881 35.8% 10,512,000 57,952,000 18 189.216
6304マキ製作所 5,645,000 14.8% 654,800 3,253,500 100 65.48