PTSによる夜間取引の使い方

金曜日にフリービット(3843)について、会社法に基づいた新聞への公告忘れによる株式分割中止、および1日取引停止となりました。

ぎりぎりの所で混乱が回避された… と思われたのですが、今朝の日経新聞に、SBIジャパンネクスト証券が運営するPTSで「分割株価で取引が成立」との記事が掲載されていました。成立した取引は無効にしたとのことです。

今の所、このPTSでの夜間取引は、翌日約定扱いによって決済されるため、翌日の権利条件となります。つまり、株主優待銘柄や配当銘柄の権利日に、PTS夜間取引で売っても権利は確保されたままです。

ということは、権利落ち日に激しく下落するだろうと思わる「空売りができない優待権利銘柄」を権利日の夜間に売ってしまう手もあります。意外と許容できる範囲で買い板が出ていたりするものです。

8月の優待銘柄として私は魚喜(2683)を持っていたのですが、優待権利日(この日がPTS夜間取引開始日だった)の夜間取引で、優待の金額を引いた価格とほぼ同じ値段で買い板が出ていました。

このまま売ってしまおうか… と思ったのですが、PTS取引開始日ということもあって、私の勘違いにより優待権利を手渡してしまうことになるかも知れないと思ってやめました(何事も初物には用心しています)。

その翌日は、買い板が出ていた値段よりもはるかに下の値段で寄り付き、「これは使えるかも」と思った次第です。PTSはまだ板が薄く、なかなか利用しずらい面もあるのですが、最低単位で優待銘柄を握っていた場合等には利用する価値もありかと。

だんだん出来高が増えてきたら、翌日の「権利落ち日」の値段形成を計算に入れ、そのギャップを狙ってPTSでの売買を活用する… といった投資方法もあるかもしれませんね。ただ、信用取引ができず、現物取引のみですので、取れる作戦は限られてしまいますが。

ちなみに、松井証券が考えているPTSは、即日株券引き渡しを予定しているとのことで、こちらは権利落ち日に売ったつもりが、実は権利も一緒に放棄していた…
という可能性も出てきます。本当に即日引き渡しとしてスタートしたら混乱しそう..。

さて話題変更して、DOWの落ちそうで落ちないグラフです。金曜日のDOWが急落したら翌月曜日に更なる急落もあるかも… と思ったのですが、意外と強し。またグラフが乖離しました。なかなか先が読みづらい…。

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