外国人投資家の買い続かず

先週の投資部門別売買状況ですが、株式について外国人投資家、個人投資家、信託銀行とオール売り越し。買っていたのは自己売買部門です。ちょっと異様な値だったのは225先物です。SQがあった理由もあると思いますが、かなりの買い越しです。売りポジションを一気に解消したのでしょうか?
よく分からないです。

期間TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
6月1週▲ 43,785▲ 223,712315,58748,089
6月2週▲ 100,409280,493281,700461,784
6月3週▲ 16,08342,973177,411204,301
6月4週▲ 101,366▲ 42,362▲ 289,213▲ 432,941
7月1週▲ 138,34950,072▲ 99,163▲ 187,441
7月2週▲ 2,63246,665▲ 223,921▲ 179,888
7月3週25,05444,688▲ 178,062▲ 108,320
7月4週197,043152,77013,329363,142
7月5週57,604▲ 62,341▲ 188,718▲ 193,455
8月1週115,575495,894▲ 104,208507,261


いつものグラフはデッドクロス寸前です。今回は買いが続きませんでしたねぇ。残念。

20080814_01.jpg

社債利回りランキング

ついにアーバンコーポ(8868)が民事再生手続き申請ですか。以前に龍さんから教えて頂いた日本証券業協会発表の社債利回りランキングを掲載します(8/14日付)。

銘柄名
Issues
償還期日
Due Date
複利利回り(%)
Compound
Yield
日本エスコン 22009/06/26 77.574
アーバンコーポレイション 12009/12/2144.975
日本エスコン 12010/05/10 44.223
NIS 102009/03/23 32.053
ジョイント・コーポレーション222010/07/27 29.213
NIS 92010/02/26 22.627
日本綜合地所 72008/11/11 19.733
日本綜合地所 102010/09/28 17.445


アーバンコーポレーション(8868)の利回りは45%と、相当危険水域にありました。日本エスコン(8892)はそれ以上の利回りですね。NIS(8571)ジョイント・コーポレーション(8874)も危険水域に近づいています。

以前お逢いした不動産関連に携わっている方が「もしアーバンが再生手続きに入ったら、あの物件が欲しいなぁ… 」とお話しているのを思い出しました。これでチャンスを待っていた会社が一斉に動き出すんでしょうね。

北京オリンピック上場企業選手一覧

4年に1度の祭典、北京オリンピックが始まりました。日本選手が金メダルを取った場合、その宣伝効果は計り知れないものがあり、所属企業の株価が急上昇したりします。

そこで、北京オリンピック出場日本選手のうち、所属企業が上場関連企業であると思われ、かつ団体ではない(2名以下)競技に出場している方を、決勝日でソートしてみました。(出所: 財団法人 日本オリンピック委員会)

データを手作業で整理しましたので、もしかしたら氏名、所属、日付、種目等が間違っていたり、抜けていたりする可能性がありますので、最終確認は皆様でお願いしますね。

選手企業競技種目
9三宅宏実アセットMWリフティング女子48kg級
別府史之スキル・シマノ自転車男子ロードレース
谷 亮子トヨタ自動車柔道女子48kg級
10松田丈志ミズノスイムチーム水泳・競泳男子400m自由形
内柴正人旭化成柔道男子66kg級
中村美里三井住友海上GH柔道女子52kg級
11北島康介日本コカ・コーラ水泳・競泳男子100m平泳ぎ
中山由起枝日立建機射撃・クレー射撃女子トラップ
12森田智己セントラルスポーツ水泳・競泳男子100m背泳ぎ
宮下純一ホリプロ水泳・競泳男子100m背泳ぎ
伊藤華英セントラルスポーツ水泳・競泳女子100m背泳ぎ
笹本 睦綜合警備保障レスリング男子G60kg級
谷本歩実コマツ柔道女子63kg級
13松田丈志ミズノスイムチーム水泳・競泳男子200mバタ
泉 浩旭化成柔道男子90kg級
上野雅恵三井住友海上GH柔道女子70kg級
14北島康介日本コカ・コーラ水泳・競泳男子200m平泳ぎ
冨田洋之セントラルスポーツ体操・体操個人総合
鹿島丈博セントラルスポーツ体操・体操個人総合
沖口 誠コナミスポーツ&L体操・体操個人総合
中澤さえ綜合警備保障柔道女子78kg級
林 勇気堀場製作所アーチェリー女子個人
15福士加代子ワコールHD陸上競技女子10,000m
渋井陽子三井住友海上GH陸上競技女子10,000m
中野 高ミズノスイムチーム水泳・競泳男子200m背泳ぎ
藤井拓郎KONAMI水泳・競泳男子200m個人M
塚田真希綜合警備保障柔道女子78kg超級
小椋久美子三洋電機バドミントン女子ダブルス
潮田玲子三洋電機バドミントン女子ダブルス
末綱聡子NECセミコン九州山口バドミントン女子ダブルス
前田美順NECセミコン九州山口バドミントン女子ダブルス
16朝原宣治大阪ガス陸上競技男子100m
塚原直貴富士通陸上競技男子100m
森岡紘一朗富士通陸上競技男子競歩20K
藤井拓郎KONAMI水泳・競泳男子100mバタ
伊藤華英セントラルスポーツ水泳・競泳女子200m背泳ぎ
杉山 愛ワコールテニス女子シングルス
森田あゆみキャノンMJテニス女子シングルス
伊調千春綜合警備保障レスリング女子F48kg級
吉田沙保里綜合警備保障レスリング女子F55kg級
飯島 誠チームブリヂストン自転車男子ポイントR
舛田圭太トナミ運輸バドミントン男子ダブルス
大束忠司トナミ運輸バドミントン男子ダブルス
坂本修一日本ユニシスバドミントン男子ダブルス
池田信太郎日本ユニシスバドミントン男子ダブルス
廣瀬栄理子三洋電機バドミントン女子シングルス
17松宮隆行コニカミノルタHD陸上競技男子10,000m
室伏広治ミズノ陸上競技男子ハンマー投
土佐礼子三井住友海上GH陸上競技女子マラソン
野口みずきシスメックス陸上競技女子マラソン
中村友梨香天満屋陸上競技女子マラソン
錦織 圭ソニーテニス男子シングルス
杉山 愛ワコールテニス女子ダブルス
森田あゆみキャノンMJテニス女子ダブルス
浦 和重NTT東日本ボート男子軽Dスカル
武田大作ダイキボート男子軽Dスカル
冨田洋之セントラルスポーツ体操床運動、あん馬
鹿島丈博セントラルスポーツ体操床運動、あん馬
沖口 誠コナミスポーツ&L体操床運動、あん馬
伊調 馨綜合警備保障レスリング女子F63kg級
浜口京子ジャパンビバレッジレスリング女子F72kg級
佐藤翔治東日本電信電話バドミントン男子シングルス
18岩水嘉孝富士通
上競技
男子3,000m障害
為末 大A.P.F.TC(DCMJapan)陸上競技男子400mH
成迫健児ミズノ陸上競技男子400mH
冨田洋之セントラルスポーツ体操吊り輪、跳馬
鹿島丈博セントラルスポーツ体操吊り輪、跳馬
沖口 誠コナミスポーツ&L体操吊り輪、跳馬
庭田清美アシックス・ザバストライアスロン女子個人
19醍醐直幸富士通陸上競技男子走高跳
冨田洋之セントラルスポーツ体操平行棒、鉄棒
鹿島丈博セントラルスポーツ体操平行棒、鉄棒
沖口 誠コナミスポーツ&L体操平行棒、鉄棒
上山容弘インテリジェンストランポリン男子個人
松永共広綜合警備保障レスリング男子F55kg級
山本良介トヨタ車体トライアスロン男子個人
20末續慎吾ミズノ陸上競技男子200m
高平慎士富士通陸上競技男子200m
富澤 慎関東自動車工業セーリング男子RS:X級
21内藤真人ミズノ陸上競技男子110mH
佐伯美香ダイキビーチバレー女子
山本幸平チームブリヂストン自転車男子BMX
22谷井孝行佐川急便陸上競技男子競歩50K
福士加代子ワコールHD陸上競技女子5,000m
小林祐梨子豊田自動織機陸上競技女子5,000m
福原 愛ANA卓球女子シングルス
福岡春菜中国電力卓球女子シングルス
23松宮隆行コニカミノルタHD陸上競技男子5,000m
村上幸史スズキ陸上競技男子やり投
24佐藤敦之中国電力陸上競技男子マラソン
大悟史西日本電信電話陸上競技男子マラソン
尾方 剛中国電力陸上競技男子マラソン


暑くて眠れないついてに、勢いで作ってしまいました(笑)。

バリュー株崩壊後の値動き


虎年の獅子座さんのページをご覧になっている方はもうご承知でしょうし、
浜口準之助さんもご指摘されています通り、最近、昨年の8月と同じようにロング/ショートのアンワインドによるバリュー株の崩壊(と表現させて頂きます)の動きがみられるようです。

実はこの現象、昨年10月末にも発生していまして、大きなものではこれで3度目かと思います。そこで過去のバリュー株崩壊が起こった後の日経平均の値動きと、今回を比較してみます。

今回はいつの日を崩壊の基準日にすべきか悩んだのですが、電力株が軒並み急上昇した7/31日をベースにしました。

20080807_01.jpg


過去2回とも、バリュー株崩壊が起こった日からおおよそ7日後に下落が相場全体に波及しています。今回は7/31日をベースとすれば、8/8(金)、8/11(月)、8/12(火)あたりまでが要注意ですね。

話題変更して、先週の投資部門別売買状況ですが、外国人投資家が売り越し。5月中旬~6月中旬まで株式をいい感じで買ってもらっていたのですが、そこまでだったのようです。短かったなぁ。

期間TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
5月1週120,093▲ 141,420400,866379,538
5月2週▲ 29,442▲ 57,95250,372▲ 37,022
5月3週120,757103,122423,269647,147
5月4週▲ 62,455▲ 92,19797,041▲ 57,610
5月5週▲ 14,134199,292154,800339,958
6月1週▲ 43,785▲ 223,712315,58748,089
6月2週▲ 100,409280,493281,700461,784
6月3週▲ 16,08342,973177,411204,301
6月4週▲ 101,366▲ 42,362▲ 289,213▲ 432,941
7月1週▲ 138,34950,072▲ 99,163▲ 187,441
7月2週▲ 2,63246,665▲ 223,921▲ 179,888
7月3週25,05444,688▲ 178,062▲ 108,320
7月4週197,043152,77013,329363,142
7月5週57,604▲ 62,341▲ 188,718▲ 193,455


日経平均定期見直し予想

毎年9月と言えば、年に1度の超特大イベント「日経平均定期見直し」の季節です。私はこのイベント参加するため、毎年9月末日だけは会社お休みを取っています(笑)。

各証券会社から見直し候補銘柄が出始めていています。例年これがスタートの合図となり、ゆっくりと株価に反映されるようになります。このあたりの詳細については、過去にご紹介しました投資戦略「日経平均採用・除外候補は今が旬!」をご覧下さい。

昨年予想が大当たりだったのは「大和総研クオンツチーム」でした。これは吉野さんの所です。同じ会社でも「大和総研テクニカルチーム」も毎年別途予想していましして、こちらは木ノ内さんの所です。両者がしのぎを削っています。

今年も両方のチームから予想が出ていますが、去年の成績に敬意を表しまして、大和総研クオンツチームの予想をご紹介しましょう。採用候補は「大平洋金属(5541)、日立建機(6305)、エルピーダ(6665)」、除外候補は「熊谷組(1861)、東亞合成(4045)、明電舎(6508)」です。注目のSBIHD(8473)はあえて外してきました。

 毎年、新規採用銘柄、除外銘柄共に、日本経済新聞社の恣意的な要素が入り込みます。その点はMSCIやFTSEとは一線を画しています。よって各社、なかなか予想が当たらないのが実情なのです。だからうまみがあるのですけれどね。

復活! 似たチャート

掲示板にて、agalさん、仙人さん、ダイバーさんから、1998年や2001年相場とまた似てきているのではないかとのご指摘がありました。どうもありがとうございます!
という事で、以前にご紹介しました「似たチャート」のその後を掲載します。

20080803_01.jpg


確かに期間をずらすと、似ているような感じがあります。ちょっと分かりずらいので、高値日の日付を合わせて、横にずらしてみます。

20080803_02.jpg


おおお、確かに似てきました。更にもう少し分かりやすいように、前半部分をカットして、高値日の日付からのチャートにフォーカスします。

20080803_03.jpg


ここまでやると、チャートのオーバーフィッティングのような気もしますが、リズム的には2001年のチャートと似ています。もしかして、最近日本の先物市場で大暴れしているCTA筋はこの時のチャートを参考に売買しています??


まあ、いくらなんでも、そんな単純な運用プログラムじゃないでしょうけれど。

外国人投資家ALL買い越し

木曜日に発表された投資部門別売買状況ですが、TOPIX先物、日経平均先物、株式、ALL買い越し(現物株の買い越し額はごく僅かです)と、5月第3週以来の結構珍しい状況でした。この週は4日間取引、かつ東証のシステム障害があったので、そのあたりも微妙に影響したのかも知れません。

期間TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
5月1週120,093▲ 141,420400,866379,538
5月2週▲ 29,442▲ 57,95250,372▲ 37,022
5月3週120,757103,122423,269647,147
5月4週▲ 62,455▲ 92,19797,041▲ 57,610
5月5週▲ 14,134199,292154,800339,958
6月1週▲ 43,785▲ 223,712315,58748,089
6月2週▲ 100,409280,493281,700461,784
6月3週▲ 16,08342,973177,411204,301
6月4週▲ 101,366▲ 42,362▲ 289,213▲ 432,941
7月1週▲ 138,34950,072▲ 99,163▲ 187,441
7月2週▲ 2,63246,665▲ 223,921▲ 179,888
7月3週25,05444,688▲ 178,062▲ 108,320
7月4週197,043152,77013,329363,142


この「買い越し額」は購入した株を所持し続ければ、そのまま「買いが多かった」と言えるのですが、掲示板にて、悩める買い越し投資家さんからのご指摘の通り(ありがとうございます!)、同じ週に同じ株を売買したパターンが多くなると「買い越し額分だけ損をしている」とも言えてしまいます。

例えば、同じ週にトヨタ自動車株を5,000円で買って、4,900円で売った場合、データ上は100円の買い越し額と記録されますが、実際は単なる100円の損失です。従ってデータからは、本当にポジションを取ったのか、単に損しただけなのかは分かりません。外国人投資家が「買い越し」といっても、短期的な損をしているだけなのかも知れません。

そうとはいえ、統計的に「外国人の買い越し額(株式)とその後のTOPIXのリターンに相関関係がある(ここ3年半程度)」といったレポートも拝見しましたので、本当にポジションを取ったのか、それとも損しただけなのかは深く考えずに、投資として利用できる指標として利用してしまうというスタンスでよいのではないかと。