年末のご挨拶

いよいよ今年も残すところ、あと数時間となりました。今年一年を通じまして、皆様からのタレこみ(笑)、コメント、意見交換等により、お陰さまで投資家としてひと回り成長することができたと感じています。 感謝致します。

来年につきましても、これまでに得ました知識・経験を基に情報を発信し、また皆様と切磋琢磨ができたらと考えております。 是非ともよろしくお願い致します。

 それでは良いお年をお迎えくださいませ! 皆様にご幸運あれ!

一貫性を相場の世界で無意識に発揮すると…

 偶然にも、2年連続で大晦日にメルマガを担当することになりました。しかしながら今回の話題は大晦日と全く関係ない(笑)、「一貫性」についてです。

 一般社会において、人間は無意識のうちに無条件で一貫性を保とうしますが、それを相場の世界でも同じように発揮してしまうと、私のように失敗してしまうかも… というお話です。

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2008年12月のTOPIX買い日はなし

株券電子化の影響により、本来は今日あるはずだったTOPIX買い日は来月に持ち越しになっています(東証からのリリース)。これによってヒューリック(3265)が来月に持ち越し。

融資残を見ると、急激に増えていたので、勘違いしている人が多いのかな? と思っていたのですが、ごく淡々とトレードされていて、それほど波乱はありませんでした。(出典:
Yahoo Japan Corporation.)

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来月は新規採用が多め(恐らく7銘柄)で、4-6月決算銘柄のTOIPXウエイト調整も多少あるのでしょうから、買い手が分散しやすいので少々楽しみです(それでもダメな時はダメですが)。

期待を裏切らない信託銀行

先週分(12/15-19)の投資部門別売買状況の結果が発表されました。相変わらず信託銀行は期待を裏切らず、順調に買い越し。個人投資家は今の株価は相対的に高いと見ているのか、売り越しが続いています。

 TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
自己▲ 42,63873,19236,40166,955
外国人23,902▲ 11,113▲ 99,511▲ 86,722
個人252▲ 6,120▲ 162,378▲ 168,246
信託銀行▲ 8,22654,703282,851329,328


少々不思議な動きだったのは、「生保・損保」「都銀・地銀」が日経225先物を一方的に大幅売り越しつつ、「生保・損保」がTOPIX先物を大幅に買う 状況がありました。何かが始まっているのだろうか…?

しかし、信託銀行の裏側にいる年金基金が積極的な買い手でなくなった時、本当にどうなるのか、ちょっと怖いですね。

逆日歩狙い

今日は24日の逆日歩の発表がありました。株価に対して9%以上逆日歩がついた銘柄を一覧にします。

コード銘柄名市場区分貸借値段(円)利率
1840土屋HD東証 87 24.14%
9123太平洋海運東証 104 20.19%
5398日本研紙  大証 150 14.00%
2703日本ライトンJQ 168 12.50%
7919野崎印刷紙業東証 170 12.35%
7625グローバル東証 203 10.34%
2743ハイブリッドJQ 13590 10.30%
2266六甲バター 大証 409 10.27%
9130共栄タンカー東証 274 10.22%
6335東京機械製作東証 215 9.77%
7238曙ブレーキ東証 592 9.46%


日本ライトン(2703)、六甲バター(2266)は、優待権利日も兼ねていたのですが、両建てによる優待タダ取りは高くつきました。日本ライトンは、16,800円で、1,000円分のクオカードがゲットできたのですが、両建てにしていたら2,100円取られていました。

また、私のスクリーニングから、24日に逆日歩関連で狙うと面白いなと考えていた銘柄は3つありました。川島織物セルコン(3009)、日本ライトン、曙ブレーキ(7238)です。

川島織物セルコンの日足チャートと24日の1日チャートをご覧頂きましょう。毎日3円の逆日歩がついて、売り方は踏まれまくりでした。24日も継続すれば、7日分、21円の逆日歩が加算されるという日です。(出典:
Yahoo Japan Corporation.)

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日足チャートでみると、いかにもノリノリのブレイクアウトしたかのように思えるのですが、逆日歩で持ち上げられたものです。今日の下落は、逆日歩解消によるものです。

川島織物セルコン、日本ライトン、曙ブレーキ 共に、逆日歩を狙ってオーバーナイトしても、翌日急落で始まったので、結局あまり利益が出ない結果になりました(デイトレードならそれなりの利益がでました)。まだ研究の余地ありです。

【浜口さんへお返事】来年度から公的年金は売り主体???

浜口さん、飲み会の席でほんの少しお話したことをしっかりと記憶にとどめて、調べて頂き、どうもありがとうございます。感謝しています。

よかった! 参考となる新聞を捨てていませんでした。記事は12/10日付の日本証券新聞1面に掲載されています。

インタビューの相手は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の川瀬隆弘理事長です。その中から主な部分を抜粋すると。


 「そもそも公的年金は保険料として入ってくる額から給付額を差し引けば支払い超過だ。新規資金がどこからもたらされのかといえば、2000年の自主運用開始前の『財政融資資金への預託金』が毎年償還を迎えている。これが社会保険庁を通じて、おおむね月2回、月初と月半ばに配分されてくる。GPIFに今年度入ってくる資金は、大体年間10兆円強といったところだ」

「財政融資資金からの償還は今年度で終了し、新規資金配分はなくなる。年金特別財政のマイナス分はGPIFの積立金を取り崩して対応しなければならない。そのための『積立金』なのだから。株式市場にとって、来年度から公的年金は『売り主体」となる」



今探したら日本証券新聞のWebサイトにもまだ掲載されていました。「公的資金「売り転換」?! 世界最大投資家、“実像”に迫る」

素直に話していない部分はあるかもしれませんが、ウソを言ってしまえば風説の流布になってしまうでしょうし、それはないかなと。

という事で皆様、日本証券新聞をよろしくお願いします(宣伝モード)。4週に1度【イベント投資100%】のコラムを記載しています!

売れない恐怖よりも逆日歩の恐怖

街からジングルベルの鐘の音が聞こえ、いよいよ年末が近づいてきました。株券電子化の影響で、株式の受け渡しが年内に収まるのは明日の24日(水)の取引を残すのみです。ここをオーバーナイトするともれなく7日分、銘柄によっては10日分の逆日歩がつきます。

10日分の逆日歩銘柄は売買停止の影響で、24日に「売られるかも」との話題が誌面などでチラホラ見られます。しかしながら実際の所、22日の段階までは、売買停止で信用倍率が1を割っていた銘柄を平均するとTOPIXをアウトパフォームしていました(岡田さん 情報提供ありがとうございます!)。明日はどうなるか分かりませんが、売れない恐怖よりも、逆日歩の恐怖の方が上なのかも知れません。

7日分の銘柄でも信用倍率1を割った銘柄の強い上昇が散見されます。1日で10%近い逆日歩ついてしまっていたアセット・インベスターズ(3121)は、買い方にそこを見透かされたのか、売り方が大きく踏まれて午後に株価が急上昇。なんと前日比+72.2%で終了です。あっという間に信用倍率が1を超えた銘柄になってしまいました。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

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明日は、悪材料の急落銘柄やストップ安比例配分銘柄を売ってオーバーナイトすると大変なことになるかも知れませんので、お気をつけあれ!

絶好調銘柄

株価が絶好調… ではなくて、会社四季報新春号にて見出しに「絶好調」と名前が掲載された銘柄の株価に関してです(なぜ「絶好調」銘柄をピックアップするかと言えば、以前にご紹介した投資戦略「会社四季報の影響を確かめる」をどうぞ)

該当したのは4銘柄あり、それぞれについて、四季報発売前直前(12/12終値)からと、四季報を見て実際に買えた、発売直後(12/15始値)からの上昇率を掲載します。

コード銘柄発売直前からの上昇率発売直後からの上昇率
6255エヌ・ピー・シー 11.70% 9.46%
6744能美防災 10.73% 8.10%
7974任天堂 4.39% -1.57%
6594日本電産 -5.11% -6.44%
参考TOPIX先物 -1.13% -0.06%


任天堂(7974)日本電産(6594)は時価総額が大きい上に意外感もあまりないので反応は薄いようですが、エヌ・ピー・シー (6255)と、能美防災(6744)は意外感があり、それなりの反応を見せている感じです。

良いニュースに素直に株価が反応してきているようですので(最近はあまり効かなかった)、相場も安定方向に向かっているのかなと思いたい所です。

少し落ち着いてきたのかな…

先週の投資部門別売買状況ですが、比較的順調(金曜日だけ大きく下げ)だったためか、個人投資家の売り越し額が目立っています。株価が上がると売ってきます。外国投資家の売りは控え目です。多少市場が落ち着いてきたのかなという雰囲気は出ています。

 TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
自己49,778▲ 69,91360,19640,062
外国人▲ 26,964116,897▲ 176,748▲ 86,816
個人▲ 200▲ 22,753▲ 162,028▲ 184,981
信託銀行▲ 37,31224,433243,188230,309


信託銀行は相変わらず買い越し継続です。資金配分される月初、月中に該当しなかったためなのか、額は多少控え目でした。今週は月中に該当するので、来週木曜日に発表される信託銀行の買い越し額に注目です。

日経平均株価とFFレートの関係

ずいぶん前に掲載しました「日経平均株価とFFレートの関係」をアップデートしました。ここまでくれば、いつになるか分かりませんが、FFレートの上昇期と合わせて株をロングで持ってお祭り騒ぎ…かな?

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