円高になると日本の新興株式市場が上昇する?

フィスコの岡崎さんは、私が毎週チェックしている番組「マーケットウィナーズ」にて、他の人とは違った視点、指標を持ち込んで解説する方で、この方の発言は聞き洩らさないようにしています。

昨年「サブプライム」という言葉を取り上げたのも「ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」と同時か、それよりも早いくらいだったように記憶しています。

そんな岡崎さんが「相場ローテーションを読んでお金を増やそう―次の株高はいつ始まる?」という本をつい最近出版しました。

過去の経験と実際の指標から相場ローテーションを解説した説得力のある本です。でも内容をちゃんと把握するには少々根気が必要な部類です。

その本の第4章に「年後半に日本株の出番が来る」と、今後の相場についての予想が記載されているのですが、その内容が私にとって衝撃的でした。その内容とは:

「米国の株価は、やはり高値から20%以上の下落が起こり、株式市場が壊滅的な状態に陥ることで世界のインフレ懸念が後退し、新たな時代がまた始まるとみているのです。」

もうちょっと段階的に説明すると:


  • 米国の住宅不況はまだ解決されていない
  • 住宅不況によって米国は景気後退に入る
  • 景気後退懸念によって原油や金の価格はピークアウトする (マジ!?)
  • これによってインフレ懸念がようやく払拭される

この根拠としては「米国REIT指数が高値から15%以上下落すると、その時点から1年以内に米国株は高値から20%以上の下落となる」という過去の法則から導き出されています

もう既に米国REIT指数(ティッカー DJR)は15%以上の下落を記録しています。瞬間風速的にダウも高値から20%程度下落しましたが、そこで終了はしないのでしょうかね…。

更に通貨の予想として

  • 2008年は一貫して円高になる
  • 最初はユーロと円がドルに対して高くなるが、年後半から円の独歩高の可能性もある
  • 円高トレンドが続くと通貨高国への投資妙味から、外国人投資家の資金が流入し、日本の新興株式市場が上昇する

いやはやすごいです。過去の相場サイクルに基づく予想なので、おいそれ無視する事はできません。円高予想はまさしくそのまま行きそうですね。

実際に過去にそういった経緯があったのか、いくつか調べてみようかと思います。