相場ローテーション

久しぶりに、岡崎良介さんの「相場ローテーション」の本を読み直しました。相場ローテーションの観点から2008年には、原油、金が高値から折り返して、円独歩高に向買う事。そして不動産の下落が米国経済を蝕み、しっぺ返しを中国経済は食らう(これは相場ローテーションとは関係ないですが)事。これらが当たりつつあるんじゃないかと思ったからです。

もしこのまま相場ローテーション通りに動くのであれば、今後2つの点について注目しています。

ひとつ目は円高が継続的であれば、通貨高国の魅力から、新興市場に資金が流れる可能性がある事です。円高+株高 のダブルメリットが狙えるためです。つい最近までの米国や欧州がいい例ですね。

もうひつとは、利下げによる新しい時代の始まりです。今まではインフレ懸念によって、おいそれ利下げができなかったのですが、商品市場の下落によって、その余地がでてきた感じがします。米国10年債利回りも低下しつつあります。金利の低下傾向によって、株式、景気、不動産の順で回復していくシナリオが描けるようになりました。

「相場ローテーション」の本は、ばらばらの箇所にそれぞれの市場の関連が書いてあるので、それをまとめてもらえたら完璧だったのですが、それぞれを丁寧に解説してくれているのですから、欲張った願いですね。



話題変更しまして、先週掲載しました最近のWTI原油の動きと、2000年のNASDAQ指数の類似につきまして、最新版に更新&拡大表示しました。同じような動きであれば、年明け以降に本格的な第2弾の下げがあるんじゃないかと。

20080907_03.jpg

しかし、このサイトで先週掲載のチャートとほぼ同じものが、今週の日経ヴェリタスに掲載されていて、ちょっとびっくりです。注目していたのは私だけではなかったですね(追記: ZAI10月号で、JPモルガン証券の北野さんが、私より先に類似を指摘されていました)

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Comments

  1. 夕凪先生
    いつも有益な情報ありがとうございます。
    毎回楽しみにしています
    さて
    私の知り合いで株で大損した人が、最近グロソブがいいんじゃないかと言っているんですが、どう思いますか?
    昔はバフェット越えるとか言ってたんですが、グロソブでバフェットを超えることができるんでしょうか?

  2. こんにちは だいさん。
    私は債権系の投資について全く疎いですので、正直それがいいものかどうかは評価できないです。
    ただ、株式相場が危うい時には、債権または現金でスルーするということもありではないかと私は思います。バフェット氏も今は現金比率が高めじゃなかったでしたっけ?