2009年4月TOPIX買い結果

今日は4月のTOPIX買い日でした。TOPIX既採用銘柄の浮動株比率の変更も同時に行われたので、多くの銘柄が該当しました。昇格銘柄のインテージ(4326)も併せて見てみましょう。浮動株調整後の時価総額で20億以上の変動がある銘柄のみ取り上げます。

コード銘柄時価総額(億)前日比当日比VWAP比
7313テイ・エス テック93 4.72% 3.10% -0.05%
8151東陽テクニカ69 -1.00% -2.74% -0.95%
7581サイゼリヤ57 0.55% 0.27% 0.09%
4326インテージ56 2.41% 1.54% -1.34%
4958長谷川香料22 -2.95% -4.13% -1.64%
4997日本農薬-25 -4.52% -4.38% -1.88%
8184島忠-44 -0.53% -0.47% -0.27%
9983ファーストリテイリング-536 -1.58% 0.00% -1.38%
(参考)TOPIX先物-3.11% -2.82% -1.82%


100億円以上の増加銘柄は皆無で、テイ・エス テック(7313)がぎりぎり届かないない状態。50億を超えているインテージあたりまでが買いが入る限界だったようです。一番元気に上昇したのは増加時価総額トップのテイ・エス
テックでした。毎回こんなに素直なら嬉しいのですけれど。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

テイ・エス テック(7313)
20090428_01.jpg

時価総額減少銘柄の方で一番大きいのがファーストリテイリング(9983)。しかし、なぜか最近は減少側に売りが入らないのです。理由はよく分かりません。私はもう売り側の参加はやめています。現象がまた出始めた後で参加すればいいかと。

2009年4月末銘柄の逆日歩ランキング

先週の金曜日に結果が出ていた2009年4月末の決算・優待銘柄の逆日歩ランキングです。数が少ないので、貸株超過の銘柄を全部掲載します。

コード銘柄名市場区分貸株超過株数品貸料逆日歩率
2751テンポスJQ 134 600 2.05%
2910ロック・フィ大証 700 18 1.44%
3329東和フードJQ 45200 24 1.36%
3733ソフトウェア大証 14,300 12 1.29%
1766東建コーポ東証 115240 19.5 0.72%
2910ロックフィル東証 171800 7.5 0.60%
6966三井ハイテ東証 152200 1.65 0.20%
2593伊藤園東証 734200 1.65 0.13%
4996クミアイ化学東証 376000 0.15 0.05%
5218オハラ東証 42500 0.15 0.01%
1840土屋HD東証 3600 0 0.00%
2301学情東証 6400 0 0.00%
2317システムプロ東証 162 0 0.00%
25935伊藤園優先株東証 40100 0 0.00%
6790野田SC東証 14 0 0.00%
7640トップカルチ東証 800 0 0.00%
8068菱洋エレク東証 2200 0 0.00%
8959R野村OF東証 187 0 0.00%
9678カナモト東証 13000 0 0.00%


トップ4銘柄が全部東証以外の銘柄で、いかに大証やJASDAQ銘柄は逆日歩がつきやすいか分かりますね。

ロックフィールド(2910)について、メインではない大証は無視するとして、東証の方が7.5円と、両建てによる優待取得について、ほんのちょっとだけお得でした。

面白いのが伊藤園(2593)で、普通株と優先株、どちらも株主優待は一緒ですが、普通を両建てしていたら逆日歩が取られ、優先株を両建てしていたら逆日歩は0円でした。でも逆日歩の額が小さいので大差ないか。

11月からは優待日にご注意

かなり乗り遅れた話題となってしまいましたが、株券電子化に伴い、優待権利日や決算に伴う5日目決済がいよいよ11月下旬からなくなります。東証大証にリリースが出ています。

この結果、何が起こるのかと言えば、今後は優待銘柄の権利日、配当の権利日がいつもより1日後になります。それと同時に逆日歩の日数が1日減ります。

特に注意する必要があるのが前者です。年始からの優待カレンダー・配当カレンダーを使っていて、それに沿って投資している人は1日早く銘柄を売ってしまいそうですね。

また、逆日歩が1日減る事によって、売りと買いの両建てによる優待ゲットが実行しやすくなります。11月末銘柄は逆日歩1日分でOKですね。今まで通りであれば土日がくっついてしまうので4日分払う必要がありました。ずいぶんと違いますね。

イベント投資的に言えば、逆日歩の日数が多い方がいろいろと戦略が取れるのでちょっと残念なのですが、その分優待が取りやすくなりますし、市場参加者にとって分かりやすい方向への修正だと思いますので、まあいいですかね。

ITバブル時との比較アップデート

以前からご紹介しておりますITバブル時との比較チャートのアップデートです。頭打ち感が出てきました。

20090425_01.jpg

しばらくは調整期間といった感じでしょうか。過去の上昇時と比較してももう少し先までは現状を維持しそうです。そしてそこからが勝負です。過去のパターンと同一であれば、残念ながら下落に転じます。今回はさていかに?

しかし、偶然なのか必然なのか、ITバブル時と非常に似ているリズムでずっとチャートが描かれています。

途中でチャートの乖離が出てきたので比較表を掲載するのをやめようかと思った時期があったのですが、シュークさん、Agal さんのご指摘により継続することができました。改めて感謝致します!

微妙なバランス

先週の投資部門別売買状況ですが、なんと個人が買い越しNo.1です。逃げ足が早い資金ゆえにあまり信頼がおけません。外国人投資家は先物を買っているのですが、株式は買わずにあまり長期系ではなさそうです。

2009年4月第3週( 4月13日~4月17日 )

 TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
自己▲ 8,632▲ 58,856▲ 68,491▲ 135,980
外国人35,33770,832▲ 967105,201
個人▲ 25▲ 3,551130,516126,939
信託銀行▲ 22,572▲ 15,374▲ 47,838▲ 85,784


信託銀行は先週に引き続きマイナスで、完全にGPIF(公的資金)はお休み体制ですね。他の年金も年度末でリバランスが一旦終了したのか、積極的に買いにくる気配はありません。

継続的に買いに出る主体がいなければ、売りに出る主体もおらず、今の株価は微妙なバランスの上にあるようです。

環境バブルの兆候?

ある方から教えて頂いたのですが、4/16日に日興シティから「環境バブルの兆候? 10年前のITバブルに似てきた」というレポートが発行されていました。「危機の後にはバブルがやってくる
」という話です。

ポスト京都議定書を決めると言われている(本当に決まるかまだ怪しいらしいですが)COP15が今年の12月に開催されます。そういったタイミングでもあります。

つい最近までは、いつが株式相場の底なのか… といった話題で占められていたのですが、こんなバブルを言及するようなレポートが出てきたのは多少余裕がでてきたためでしょうか。

今のところの主役候補一番手は、今日も頑張っていたGSユアサ(6674)でしょうかね。こんなPERやPBRなんかじゃ買えないと普通考えるのですが、ITバブルの頃はPER100倍、1000倍が珍しくない世界でしたからね。

少々面白い所では、レポートの中にスマートグリッドとして住友電気工業(5802)の名も ありました。フィデリティ投信が買っているのもそういった理由からかな?

気が早いかも知れませんが、環境バブルが勃発した場合、ITバブルを参考にしながら、どの銘柄をどこまで引っ張るのかを考えておくのも悪くはないのかも。

勉強すればするほど損をするものナーンダ?

今週の水曜日、私の担当分のメルマガが発行されます。

お題は「勉強すればするほど損をするものナーンダ?」です。

そうなんです。「学習-利益」曲線は当初下向きになるのです。そんなお話を。

メルマガお申込みは★コチラ★から

三井住友FG

三井住友FG(8316)のデータをアップデートしました。

4/17日から既に発行予定期間に突入しています。前回のパターンを踏襲するなら、明日から実際の公募発表まで高値で推移し、発表以降に再び株価が下落する事になります。今回はどうでしょうかね。

20090419_01.jpg

投信王の懇親会

先週の金曜日、日興アセットマネジメントが主催している投信王の懇親会に参加してきました。上位5位以内には全く入れなかったのですが、偶然にも、早いもの順の懇親会参加申込に間に合ったのでした。

掲示板ではいつもお世話になっている、第5位に見事入賞しました「田中有馬菜々」(菱沼聖)さんとお逢いでき、その他にも当日会場にいらっしゃった上位の皆様と無理やり名刺をお渡ししてお話しました(笑)。

私の記憶が確かなら、第一位の方とお話して特に印象に残ったのが「チャートだけを見て投資判断しています」「毎日大体3時間くらいかけて300銘柄程。銘柄によって見るチャートは違います」「チャートはMarketSpeedなどを利用して、コード入力は毎回手打ちです(<=超驚きました)」。本当に投資が好きなんですね。

第二位の方は欠席、第三位は大学生の方でした。私のサイトをご覧になっているとお聞きして嬉しくなってしまい(笑)、翌日も更に話しこみました(お付き合い頂きありがとうございます)。普段はマーケットニュートラル(β値も考慮)+裁量によりバイもしくはセル側にずらすとのことでした。普通の人なら倒産が頭にちらつくような銘柄を自信持って買っていて、銘柄選択のセンスが光り輝いています。

第四位の方は不動産系を得意としているとこのとですが、まだ証券口座を持っていない! とのことで、なんと勿体ない…。

第五位の方は菱沼聖さん。ある程度有名で、実際に効果があることが分かっている投資手法(私は実際にお聞きしました…)を行っているとのことでした。私も以前から知っていたのですが、本当に実践している人には初めてお逢いしました。私もちょっとやってみようかな…。

上位入賞の方の皆様のお話を聞いて、他に左右されることのない自分の投資スタイルというものを持っていて、その部分が他の人よりかなり突き出ているという印象を受けました。だからこそ上位に入賞できるのでしょうね。

投資って本当にいいですね…。投資をしてなければ絶対に出会えないような方々と巡り逢えて仲良くお話できます。投資そのものの存在に感謝しています。

そして今回主催してお招き頂いた日興アセットマネジメントおよび気持ちよくサポートして頂いた当日の運営スタッフの方々にも感謝しています。

GPIF(公的年金)は本当に買いをやめたみたい

先週の投資部門別売買状況ですが、信託銀行は先物も株式も含めてオール売り越しで、合計で1,000億を超える売り越しでした。一方でその反対だったのが外国人投資家でオール買い越し。もしやと思って久々に外国人投資家の時価総額に対する割合グラフを更新しました。

2009年4月第2週( 4月6日~4月10日 )

 TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
自己34,176▲ 32,875▲ 56,787▲ 55,486
外国人23,23020,031107,651150,912
個人▲ 106▲ 8,98233,81124,723
信託銀行▲ 53,217▲ 10,319▲ 47,653▲ 111,189


20090416_01.jpg

ちょっと分かりにくいですが、まだ13週と26週の線が交差せず、ゴールデンクロスにはなっていません。今年に入って外国人投資家が売りまくっていたのが原因です。来週あたりはクロスするとは思いますが、あまり形の良いゴールデンクロスではありません。

話を信託銀行に戻して、信託銀行の動向について記録を取り始めた昨年10月以降、先物と現物株を合計して売り越しだったのは1回だけで、その時も100億未満の売り越しでした。今回の売りが突出しているのが分かります。GPIF川瀬理事長がお話されていた「4月からは売り主体になる」という話が現実味を帯びてきました。

今後は信託銀行に多くは期待できません。急落した時には個人投資家が買いに入りますが、じわじわ下落し始めた時に誰も止める人がいない…。そんな状況になっているようです。