MSCIの発表日

今朝、MSCIの半期定期入れ替えの発表がありました。MSCIは5月と11月に半期の定期入れ替え、8月と2月に四半期の入れ替え(条件が半期より厳しい)があります。

 早速新規採用銘柄と除外銘柄を見てみましょう。

組み入れコード銘柄前日比当日比VWAP比
採用 6674ジーエス・ユアサコーポ -1.17% 0.30% -1.85%
採用 2702日本マクドナルドHLDG 4.78% 1.58% 0.50%
採用 5947リンナイ 2.54% -1.23% -2.13%
除外 6770アルプス電気 -10.75% -4.63% -0.80%
除外 1808長谷工コーポレーシヨン -6.06% -3.13% -0.85%
除外 6723NECエレクトロニクス -10.82% -6.58% -0.34%
除外 8564武富士 -4.76% -0.85% 0.07%
 (参考)TOPIX先物 -2.59% -0.63% -0.20%


大本命だったGSユアサ(6672)は事前の期待値が高かったためか結局は前日比マイナスで終了。マクドナルド(2702)は優待の時期も重なったこともあったためか、かなり上昇しました。除外銘柄は結構売られましたね。

以前はMSCIのページで日本の個別銘柄とそのウエイトが毎日更新されていたので、除外銘柄はある程度簡単に見分けがついたのですが、今は見えなくなっているので、日本証券新聞や証券会社のレポートの情報が頼りです。MSCIに限って言えば、野村証券の新谷さんのレポートが秀逸です。

私は除外銘柄狙いで武富士(8564)を前日に売っていたのですが、空売り規制の関係上か、SBI証券では1回につき500株までしか信用売りの注文が入りません。手数料も都度を選択していたし、面倒になってあまり売らなかったのですが、ちょっと後悔。

B.N.F. さんが米国のファニーメイ(と記憶しています)の株式を購入する時、注文株数制限があって、手が痛くなるほど繰り返し注文を出したという記事を思い出しまして、やっぱり全然その域には到達できないと感じた今日この頃です。

以下、記録として、それぞれの銘柄の一日チャートを掲載します。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

ジーエス・ユアサコーポ(6674)
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日本マクドナルドHLDG(2702)
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リンナイ(5947)
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アルプス電気(6770)
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長谷工コーポレーシヨン(1808)
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NECエレクトロニクス(6723)
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武富士(8564)
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個人投資家 V.S. 外国人投資家

GW直前、4月最終週の投資部門別売買状況が発表されました。個人投資家はここで利益確定に走りました。それに対して外国人投資家は大きく買い越し。信託銀行は完全にお休み状態です。

(2009年4月第5週( 4月27日~5月1日 )

TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
自己2,096▲ 45,00810,196▲ 32,716
外国人49,551128,112206,339384,002
個人578▲ 57,995▲ 162,653▲ 220,070
信託銀行▲ 7,097▲ 233▲ 32,852▲ 40,182


やっぱり個人投資家の逃げ足は速いですね。継続的な買い越し主体にはなりにくいです。こっから先は外国人投資家がガンガン引っ張ってくれるといいのですが。

ITバブル時との比較アップデート

下降トレンド時の似たチャートとして、ITバブル時との比較のアップデートです。ここ数日の上昇で目安となる株価まで到達しました。

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これからどうなるかは全然分かりません(笑)。ただ、ここまで散々痛めつけられてきただけに、これから素直に上昇するかは疑問です(経験則)。一方でイベント投資もそこそこ効いているので、急降下もなさそうな雰囲気。

当面はボックス相場なのかなぁ…。 ボックス相場 or ゆっくり上昇相場はイベント投資がやりやすいだけに、希望的観測も入っています。

NECよ、おまえもか。

今朝の8:57分という微妙な時間帯に、NEC(6701)NECトーキン(6739)の株主に支払う金銭交付額が発表されました。その額は236円で昨日の終値と同額でした。

NECはNECトーキン株の急騰にあわてたのでしょうね。緊急で今朝発表することにしたのではないでしょうか。これ以上に株価が上昇してしまうと金銭交付額が株価を下回るため、株主が不満を持つ可能性がありました。

ただ、この236円という額は、道義的な観点からはどうかという気がします。

ひねくれた見方をすれば「NECは前途有望と思えるリチウム電池の技術をもつNECトーキンを完全子会社にしたいがため、NECトーキンに対して赤字決算を発表させ、そのタイミングで大幅増資し、全株式の8割弱という圧倒的なシェアを獲得した後で、残りの株を安値で買い叩く」というシナリオを想定していたようにも思えます。

「対象企業に赤字決算させて、株式が安くなった所で買い叩く」といった黄金パターンは、牛角で有名なレックス・ホールディングスの件を思い浮かべます。

こんなことを許したら、子会社をいつでも好きな額で吸収できてしまいます。NECのような一流企業はそんなことはしないだろう、いくらなんでも増資前の平均株価277円以上の価格で誠意を見せてくるだろう、と楽観的に考えていたのですが違いました。「NECよ、おまえもか」と感じる部分ではあります。でも正直、自分がNECトーキンの株主であるだけに、被害妄想も入っています(笑)。

本音で言えば、今回は偶然そのような形になっただけで、本当にNECトーキンの状況が悪かったのだろうとは思っています。精一杯、NECトーキン株主へ誠意を見せ、金銭での交換を決断したのだと思います。もう十分利益が出ましたので、NECに対して感謝し、236円でありがたく売却させて頂きます。

今後もこういった株式交換・TOBなどにお宝が隠れている可能性が大です。虎年の獅子座さんから教えてもらったのですが、上場廃止企業一覧が掲載されているサイトがありますので、詳細に追ってみると面白いかも知れません。

お宝に巡り合えるのは、1年に1-2銘柄くらいなものかもしれませんが、当たると大きいだけに、その努力は報われるのではないかと(No pain,
No gain)。絶好調期のIPOへの応募と似ていますね。

最後に、こういった株式交換・TOBの面白さに目覚めるきっかけとなった、eijiさん、山下さん、岡田さん に感謝致します!

この不況は最低でも、あと五年くらいは続きます。

斎藤一人さんに関連する本の相当数を読破しているファンとしては、最新刊「この不況で損する人この不況で得する人」も読まずにはいられませんでした。

その中にちょっとドキッとする内容「この不況は最低でも、あと五年くらいは続きます。」がありました。その理由と、じゃあどうすればまた良くなるかについては、ネタばれとなりますので触れないでおきます。しかし、五年ですか。私の想定より随分と長いですねぇ。

斎藤一人さんを全く知らない人がこの本を読んだら絶対に「うさんくさい」と思うでしょうね。途中で読むのを止めてしまうかも。私も斎藤一人さん以外の人が、こんなことを言い出しても信用しません(笑)。あ、小林正観さんだったら信じたかも。

信じる、信じないに関わらず、そのくらいかかるかもと覚悟をすれば、投資に対する戦略もまた組めるというものです。

三井住友FG

三井住友FG(8316)の発行登録発表後の株価推移を更新しました。公募発表がないままに今日に至っています。TOPIX比で発表前水準まで戻ってきました。

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期日が過ぎてもすぐに発表しないというのは企業側から見れば結構怖いものです。すぐに発表せぬまま、相場が崩れて株価が下落した場合「誰がその判断の責任を取るのか?」論に発展しかねません。

今回は、シティからの譲渡関連の大きな話題があったので、発表したくてもできない状況だったのかもしれませんね。これだけ上がると逆に公募で売りににくなるので(あまり関係ない?)、多少は下がった方が嬉しいのかも。今後公募の正式発表後にどう動くのか、楽しみです。

相場を引っ張る個人投資家

先週の投資部門別売買状況ですが、個人投資家が継続的に相場を引っ張っている状態です。外国人投資家はフラフラ浮気気味。信託銀行は完全に買いを引っ込めました。

2009年4月第4週( 4月20日~4月24日 )

 TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
自己63,54140,525▲ 153,093▲ 49,028
外国人▲ 23,581▲ 94,19517,607▲ 100,169
個人32721,551143,764165,642
信託銀行▲ 34,91711,252▲ 38,999▲ 62,665


個人投資家が順張り側で継続的に相場を引っ張る状況は結構珍しく、私の記憶では過去にライブドアショック直前の2-3ヵ月間がそうでした。その当時は「現物売り」「信用大幅買い」のレバレッジをガンガン効かせた買いだったのですが、今回は「現物」も「信用」の両方バランスよく買いが入っています。

レバレッジがない分だけライブドアショックのような激変は起きないとは思うのですが、少し外的ショックが起きるとあっさり株価が下落してしまう可能性があります。

それでも過去に例を見ない状況ですので、今後相場が本格的に回復したら、個人投資家のリスクテイクぶりが評価されることになるかも知れませんね。