外国人投資家の記録的な売り越し割合

先週の投資部門別売買状況が発表されました。ダウが6,000円台を大きく割って週だったのにも関わらず、日本側の株価はそれに反応せず、堅調さが目立っていました。その理由は「信託銀行」と「個人投資家」のタッグを組んだ買いにありました。

2009年3月第1週( 3月2日~3月6日 )

 TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
自己▲ 418▲ 16,295▲ 93,291▲ 110,004
外国人▲ 78,884▲ 58,082▲ 557,191▲ 694,157
個人3733,845214,830248,713
信託銀行12,863▲ 12,240369,897370,520


外国人投資家はいつにも増して売っていました。日経平均先物、TOPIX先物、株式とトリプル売りです。株式の売り越し額は大した事がないように思えるかもしれませんが、今の東証一部の時価総額に対する売り越し割合は、ベアー・スターンズが破綻しかけた前年の3月第2週に匹敵しています。

ただ、この前年の3月第2週は外国人投資家が先物を大幅に買い越ししていたため、先物を含めた売り越し割合はもっと低いものでした。しかしながら今回はそれがありません。実質上、私が統計を取り始めてから最高の売り越し割合を記録しました。

ということで、先週は外国人投資家が売りを手加減したわけではなく、買い手が思いっきり支えたのが真相のようです。