GPIF(公的年金)は本当に買いをやめたみたい

先週の投資部門別売買状況ですが、信託銀行は先物も株式も含めてオール売り越しで、合計で1,000億を超える売り越しでした。一方でその反対だったのが外国人投資家でオール買い越し。もしやと思って久々に外国人投資家の時価総額に対する割合グラフを更新しました。

2009年4月第2週( 4月6日~4月10日 )

 TOPIX先物225先物(L+M)株式(3市場)全合計
自己34,176▲ 32,875▲ 56,787▲ 55,486
外国人23,23020,031107,651150,912
個人▲ 106▲ 8,98233,81124,723
信託銀行▲ 53,217▲ 10,319▲ 47,653▲ 111,189


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ちょっと分かりにくいですが、まだ13週と26週の線が交差せず、ゴールデンクロスにはなっていません。今年に入って外国人投資家が売りまくっていたのが原因です。来週あたりはクロスするとは思いますが、あまり形の良いゴールデンクロスではありません。

話を信託銀行に戻して、信託銀行の動向について記録を取り始めた昨年10月以降、先物と現物株を合計して売り越しだったのは1回だけで、その時も100億未満の売り越しでした。今回の売りが突出しているのが分かります。GPIF川瀬理事長がお話されていた「4月からは売り主体になる」という話が現実味を帯びてきました。

今後は信託銀行に多くは期待できません。急落した時には個人投資家が買いに入りますが、じわじわ下落し始めた時に誰も止める人がいない…。そんな状況になっているようです。