公募増資とギリシャ国債との共通点

本日付けの日本証券新聞に、草野豊己氏の発言内容が掲載されていまして、その中で興味深い箇所を見つけました。


「先に、ギリシャやスペインの国債が順調に消化されたと報じられたが、額面通りに受け取ってはいけない。日本の公募増資でも同じことが行われたが、ヘッジファンドなどは、先に国債を大量に空売りしておいて、後に発行される新発債を手当てして現渡しするような手法も用いるためだ。


草野さんの切り口にはいつも感心してしまいます。実際にこういった手法が取れるのか分かりませんが、原理的には確かにありえます。

公募増資と同様に、あまり将来性がはっきりしない状況で国債を発行すると、叩き売って値段が下げやすくなるのかも知れませんね。

 今後、ギリシャ国債が「売れ残る」という所に注目するのではなく、そこに至るまでにどれだけ国債が売り込まれるのか? を注目するのが通なのかもしれません。

株式ばかりではなく、国債でもイベント投資的なことが原理的に可能と知って、ちょっと楽しくなりました(笑)。

Comments

  1. 木曜日のアメリカの取引の一部は取り消しされるそうです。
    http://blogs.wsj.com/marketbeat/2010/05/07/nasdaq-here-are-the-stocks-where-were-cancelling-trades/?KEYWORDS=nasdaq+cancel
    http://media.primezone.com/cache/6948/file/8212.pdf
    をみると、ACNもそのリストに入っています。