阪神大震災、その時株価はどう動いたか

まさかこんなに早く「イベントトレーディング入門」(パンローリング)を見返すことになるとは思ってもいませんでした。この書籍には感染症、大災害、テロなどについて、そのメカニズムとその時の金融市場の動きが記されています。

阪神大震災の項目を見返すと、保険会社の株価が下がり、建設業の株価が上がったことの記載があります。一方で、パキスタン地震、インド洋津波のときにはその国の株価への影響は軽微だったとの記載もあります。

阪神大震災(1995/1/17)前後の値動きをいくつかグラフ化してみます。TOPIXを含めた日本を代表する株価と、建設関連についてです。

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建設株は直後ではなく、数日経過して最高値です。保険は思ったほど下がっていない印象です。その他はTOPIXの動きとほぼ共にしています。

TOPIXがしばらくの間下落していますが、「ニック・リーソン」が逃亡、ベアリングス銀行再建断念という影響もあったかもしれません。2008/5/14 に掲載したグラフを再掲します(こちらは日経平均)。

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地震発生当時、それはそれは大変だけれど「それで経済がおかしくなってしまうほどやわじゃない」ということでしょうね。やっぱりすごいや人間って。