やるね、野村証券さん

ANA(9202)の増資に関して、ロイターからこんなニュースが出ました「アングル:ANA公募価格は予想以上の割引率」。

「そうなんだろうな」と感じることが多くあります。買い手がすっかり変わってしまった感じです。この件については今は置いておきます。

今回の注目点は「国内投資家の旺盛な需要」と、良い印象で記事を終えている所です。

この記事は「偶然だった」のか、それとも野村証券が「仕掛けた」のかは、正直分かりません。でも野村証券が主幹事となる増資案件で、かつ配分が難しい銘柄については、なぜか印象のいいニュースが出るのです。マツダの公募の時も似たような記事が出ました。

これを読んで私は純粋に「やるね、野村証券さん」と思ってしまいました。これで株価が上向くかは分からないけれど、打てる手は打つ。

川崎汽船の主幹事であったみずほ証券さんに、是非こういった所を見習ってほしいなぁ…と勝手に思うのでした。

記事には「国内の需要は3─4倍あった」とありますが、この部分はかなり怪しいと思う。公募価格が決まった後で、証券会社から「買いませんか」とお誘いの電話を受けました。最初から3-4倍あったら、こないでしょ、普通。

4%以上の割引きにしたら、売れ残りに対して「国内の需要は3─4倍あった」なんでしょうかね。「ものは言いよう」に該当する気が。