「空売り比率」以外をあたろう

2008年10月以降、東証が毎日公表してる「空売り比率」。10月14日にこの値この値が過去最大の36.6%になりました。

これにより下落の底打ち局面じゃないかと期待する向きもあるのですが、他をあたった方がいいようです。

というのも「空売り比率」のデータは、信用規制のルール改正によって過去のデータとの断絶が起きたためです。このお話は日本証券新聞のコラムに記載しましたのでご覧ください。

このコラムでは内容まで触れていませんが、ガラリと変わってしまったのが「規制あり」の空売り比率です。

2011年10月以降の「規制あり」空売り比率のヒストグラムです。山が2箇所あります。左側がルール改正前の山。右側がルール改正後の山。10%近く右にずれています(値が大きくなった)。

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ルール改正前とルール改正後の空売り比率の「値」をそのまま比較しても、あんまり意味なさそうということが把握できるのではないでしょうか。

ちなみに「規制あり」と「規制なし」の違いの解説は、こちらのブログでの記載が秀逸です。

東証にも「規制あり」と「規制なし」の違いを問い合わせまして、回答を頂きました。

空売りに関する規制の根拠は、東証の規則ではなく法令です。(中略) 価格規制あり・なしの区別は、投資家の属性や空売りの目的等によって決定されるものであり、株価(10%以上下落しているかどうか)によって決定されるものではありません

東証の担当者の方へ: ご回答お礼申し上げます!

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