良すぎる雇用統計でドン引き

昨晩、米国のあまりにも良すぎる雇用統計の発表がありました。これで利上げスピードが想定よりも速くなりそうです。

で、これで困るのがドル建てで借金をしている方々。日経マネーでも片山さんがご指摘していましたね。利払いが増えます。その一番ヤバそうなのが中国。1年前の記事「ドル高、アジアの借り手を圧迫 @WSJさんから」をご参考下さい。

更に今、中国は国内の製造業を助けよう(多分ね)と元安に誘導しています。そうするとドル建ての借金を返すハードルが高くなります。ドル高+金利上昇のダブルパンチ。

以前の低金利時には米国住宅ローンに資金が供給され、リーマンショックを生み出しました。今回の低金利時では、中国やアジア企業、その他新興国かなという連想が働いているのだと思います。資源安も新興国に厳しい。

そうすると「あなたの所にはお金を貸しませんor引き上げます」といった銀行の引き締めが始まり、そういった所に多くのお金を貸している銀行や債券を抱えているファンドなどには、他の銀行がお金を貸さないといった信用収縮が始まりかねない。それが株式市場に波及する。リーマンショック時の似た光景。

これはまだシナリオ段階です。実際、どれだけの影響が出るのか投資家は計りかねているのでとりあえず資金引いておこか。といった動きがここ数日かなぁ。どうだろう。実際には大した影響はないのかも知れないけれど、まだ見えないというのがツライ。

あまりにも良すぎる雇用統計に対して市場の反応がドン引き。

20160109_01

(上記チャートは「Google Finance」より)

ここまでとは思わなかったなぁ。事前の準備が何もできてない。大反省中。まあどこかで反発があるだろうし、今考えているシナリオ通りになるとも限らないし。あせらずにチャンスがあると信じてゆっくり立て直すか(と強がる)。