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夕凪のイベント投資日記 > MSCI
2008年05月31日(土) 15:53

2008年5月のMSCI買い日結果

 昨日はMSCIの銘柄入れ替え日(=MSCI買い日)でした。MSCIは全世界を対象にしている指数も持っていますので、日本国内の銘柄調整だけではなく、世界の各国との調整も同時に行います。MSCI World(全世界)MSCI EAFE(北米除く全世界)がそれに該当します。

 今回の調整では、日本は相対的にウエイトが増えました。同じように、フランスとイタリアもウエイトが増えました。一方で大幅に減ったのはイギリスです。そしてオランダとノルウェーも少々減りました。

 つまり単純な話、MSCI World や MSCI EAFE に連動しているインデックスファンドは、イギリス、オランダ、ノルウェーの運用資金を、日本、フランス、イタリアへ移動する必要があります。

 従って、30日の日本の株価が上がったのはそのためだ... と美しい説明もできるのですが、実際の所はどれほど影響したのかよく分かりません。参考までに、ウエイトが増減した国の指数について、1日チャートを見てみましょう。(出典: Yahoo Inc.)

増加組: 日本、フランス、イタリア
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減少組: イギリス、オランダ、ノルウェー
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 ノルウェーは全然関係ないようでしたが、その他は終わり方を見ると、多少あるかな... という感じですね。

 さて、日本国内に目を向け、MSCI新規採用銘柄、除外銘柄の値動きを見てみましょう。
・前日比: 前日終値からの上昇率
・当日比: 当日始値からの上昇率
・VWAP比: 出来高加重平均(VWAP)に対する終値の乖離率


採用銘柄
コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
2432 ディー・エヌ・エー 4.65% 4.07% 1.72%
4530 久光製薬 0.00% -0.93% 0.00%
5463 丸一鋼管 -1.10% -1.37% -0.71%
7701 島津製作所 -0.61% -0.70% -0.79%
8382 中国銀行 -0.24% -0.24% -0.30%
8385 伊予銀行 1.15% 1.15% 0.01%
8418 山口フィナンシャルG -0.19% -0.77% 0.22%
8583 三菱UFJニコス 5.05% 2.60% 0.43%
9533 東邦瓦斯 -0.55% -0.55% -0.90%
採用平均 0.91% 0.36% -0.04%

除外銘柄
コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
4114 日本触媒 5.01% 3.84% 0.67%
4205 日本ゼオン 5.11% 2.92% 1.28%
5803 フジクラ 3.52% 4.43% -1.12%
5812 日立電線 0.99% 1.23% -0.26%
6361 荏原製作所 2.01% -3.53% -1.83%
6366 千代田化工建 0.99% -0.09% 0.41%
6976 太陽誘電 2.62% 2.62% 0.57%
8219 青山商事 0.97% 0.73% -0.02%
8628 松井証券 0.94% -0.92% -0.47%
8868 アーバンコーポレイション -4.92% -3.33% -1.08%
除外平均 1.72% 0.79% -0.19%

 正直あまり差がよくわからないですよね。採用のDeNA(2432)、除外の荏原製作所(6361)、フジクラ(5803)、アーバンコーポレイション(8868)あたりは、それっぽいのですが、平均すると成果はイマイチです。 (出典: Yahoo Japan Corporation.)

DeNA(2432)
20080531_07.jpg

荏原製作所(6361)
20080531_08.jpg

 しかしながら、あまり周知されていないウエイトが大幅に増えた銘柄(MSCIは一般公開しません-証券会社からのレポートが頼りです)については、順調でした。見てみましょう。小野薬品(4528)は大証です。

コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
4528 小野薬品 1.50% 1.16% 1.06%
7202 いすゞ自動車 4.60% 3.27% 1.74%
7211 三菱自動車工業 3.31% 2.75% 1.00%
7269 スズキ 3.91% 4.29% 1.79%
8306 三菱UFJFG 6.73% 3.65% 1.72%
8754 日本興亜損害保険 1.64% 1.64% 0.17%
9433 KDDI 2.09% 1.95% 0.72%
9504 中国電力 0.89% 0.67% -0.53%
9507 四国電力 1.87% 1.36% -0.38%
ウエイト増上位平均 2.95% 2.30% 0.81%

 電力系は今一歩でしたが、その他は期待通りです。最もウエイト増が大きかった三菱UFJFG(8306)は大引けラスト2分間は大人の殴り合いの様相で、最後はザラバ引けと、出来高が大きい銘柄にしては珍しい状況でした。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

三菱UFJFG(8306)
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 今回のMSCIで、普段のインデックス買い日に戻った感じです。市場が落ち着いてきたということなのかも知れません。

Special Thanks:
虎年の獅子座さん

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2008年05月07日(水) 23:52

MSCIと対日経平均ベータ値

 MSCIの定期入れ替えの発表がありました。5月が半期レビュー(去年までは年次レビューだった)となるため、やや多めに入れ替わります(5月、11月が半期レビュー、2月、8月が四半期レビュー)。

 今回の発表によって、除外銘柄と新規採用銘柄についてどれくらい株価に影響が出たのか、前日比終値比較を見てみます。対日経平均ベータ値(※)が低い(市場の影響を受けにくい)順に並べています。この値は松井証券のスクリーニングで見る事ができます。

新規採用9銘柄
コード 銘柄 前日比 ベータ値(180日)
9533 東邦瓦斯 5.93% 0.35
4530 久光製薬 2.30% 0.41
2432 ディー・エヌ・エー 1.60% 0.76
8382 中国銀行 3.51% 0.77
8385 伊予銀行 4.43% 0.86
5463 丸一鋼管 0.00% 0.87
8418 山口フィナンシャルG 2.99% 0.92
8583 三菱UFJニコス -0.99% 0.99
7701 島津製作所 1.22% 1.06
採用平均 2.33% -

除外10銘柄
コード 銘柄 前日比 ベータ値(180日)
4114 日本触媒 -0.89% 0.76
8219 青山商事 -5.47% 0.88
5812 日立電線 -0.48% 1.13
6361 荏原製作所 -0.53% 1.17
6366 千代田化工建 5.01% 1.17
6976 太陽誘電 -0.34% 1.20
8628 松井証券 0.00% 1.20
4205 日本ゼオン 7.10% 1.23
5803 フジクラ 4.94% 1.50
8868 アーバンコーポレイション 14.36% 1.57
除外平均 2.37% -

 ベータ値が「低い」銘柄ほど、発表の影響を受けやすいことが分かります(新規採用銘柄が上昇し、除外銘柄が下落する)。ベータ値が高いと市場の影響により株価が移動しますので、発表の影響がかき消されてしまうようです。アーバン(8868)は典型的ですね。除外銘柄であったのに、全く影響を受けていません。

 先回りで、除外銘柄、新規採用銘柄の発表直後の値動きを狙う場合は、ベータ値の低い銘柄が結果を出せるようです。

(※)対日経平均ベータ値(180日)とは
-- 松井証券HELPより抜粋--
過去180日間の取引日において、日経平均の値動きと個別銘柄の値動きとの感応度合を表した指標です。日経平均が「1」動くときに、当該銘柄がどれだけ動くかを示します。上場してから間もない等、値段がついてから180日以上経過していない場合は、"----"表示となります。

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2007年11月30日(金) 20:24

MSCI & ラッセル野村買い日結果

 本日はMSCIとラッセル野村のインデックス買い日でした。結果を見てみましょう。まずは MSCI Standard から、採用ウエイト上位10銘柄と除外銘柄です。(当日比は 終値/始値、VWAP比は 終値/VWAP です)

MSCI Standard 採用ウエイト上位
コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
7269 スズキ 3.44% 1.40% 0.89%
7202 いすゞ自動車 9.32% 6.61% 2.60%
7211 三菱自動車工業 5.53% 5.00% 2.57%
8754 日本興亜損害保険 -0.38% -2.21% -0.39%
9504 中国電力 -2.03% -2.82% -0.02%
8868 アーバンコーポレイション 0.56% -1.27% 0.84%
7261 マツダ 4.19% 1.53% 1.01%
4528 小野薬品 3.62% 2.69% 0.53%
9507 四国電力 -1.57% -1.88% 0.34%
5007 コスモ石油 1.57% -0.44% -0.38%

SCI Standard 除外銘柄
コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
4203 住友ベ-クライト 6.58% 4.55% 0.51%
7735 大日本スクリ-ン 5.76% 1.46% -1.09%
4666 パーク24 -2.39% -0.78% -0.91%
3101 東洋紡績 -1.67% -0.84% -1.73%
8586 日立キャピタル 2.12% 2.06% 0.29%
1820 西松建設 0.00% 0.64% -0.66%

 採用ウエイト上位3銘柄(全部カーメーカです)は最後にドカンと入って見事に花を咲かせました。

 しかし、それ以外の銘柄は「この日を待っていた」かのように売りが出て、上値が重く、最後の最後で多少戻して終了するような厳しい戦いでした。

 除外銘柄は逆噴射気味です。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

三菱自動車工業(7211)
20071130_01.jpg

中国電力(9504)
20071130_02.jpg

 次にラッセル野村の採用ウエイト上位5銘柄と、除外ウエイト上位5銘柄を見てみましょう。

ラッセル野村 採用ウエイト上位
コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
5019 出光興産 0.65% 0.73% 0.15%
7312 タカタ 3.79% 2.17% 0.13%
4665 ダスキン 0.22% -1.64% -1.88%
2121 ミクシィ -2.04% -3.52% -2.44%
7313 テイ・エステック 0.18% 0.54% 0.29%

ラッセル野村 除外ウエイト上位
コード 銘柄 前日比 当日比 VWAP比
2759 テレウェイヴ 0.91% -2.20% -2.02%
6796 クラリオン -0.42% -2.45% -0.56%
4315 日清医療食品 -2.73% -2.81% -0.63%
7960 パラマウントベツド 1.68% 1.49% 0.37%
7898 ウッドワン 3.34% 5.09% 1.55%

 採用ウエイトが突出している出光興産(5019)だけは「最後に買いが入った」という感覚があるのですが、それ以外の銘柄は「ちょっと買い」「ちょっと売り」程度でした。それでも除外ウエイト上位銘柄には効果があった感じです。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

出光興産(5019)
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 次に MSCI KOKUNAI ですが、大引けで買いも売りも大きく入った雰囲気はありませんでした。インデックス入れ替えの影響があったのか、なかったのか、はっきりしません。

 最後にまとめとして、MSCI Standard, ラッセル野村、MSCI KOKUNAI のインデックス指数の入れ替え銘柄平均の表を作成しました(MSCI Small は該当銘柄数が多かったため、省略しています)。はっきりとした効果が読み取れません。

採用平均 前日比 当日比 VWAP比
MSCI Standard 1.77% 0.65% 0.61%
ラッセル野村 1.16% 0.66% -0.53%
MSCI KOKUNAI 1.67% 1.22% -0.26%
(参考)TOPIX先物 0.99% 1.39% 0.50%

除外平均 前日比 当日比 VWAP比
MSCI Standard 2.08% 1.29% -0.59%
ラッセル野村 1.43% 1.00% 0.29%
MSCI KOKUNAI 0.27% -0.50% -1.36%
(参考)TOPIX先物 0.99% 1.39% 0.50%

 9月のFTSEと違って、各紙面にて MSCI や ラッセル野村 の話題が提供されていましたので、先回りが多かったですかね...。インデックス買いはこの所ずっと調子が良かったので、少々物足りない結果でした。

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2007年11月10日(土) 17:01

インデックス買いラッシュ

 11月末というと、いつも「ラッセル野村」「MSCI Small」「MSCI Kokunai」の入れ替えが重なるとっても楽しい日なのですが、今回は更に「MSCI Standard」も重なります。その前日は、TOPIXの調整もあったりして、結構広い範囲で影響が出そうです。

 感覚的に影響度が大きいもの順として MSCI Standard, TOPIX調整、ラッセル野村、MSCI Small、MSCI Kokunai でしょうか。MSCIとラッセル野村は採用銘柄のウェイトを一般公開していないので、候補銘柄を絞る時には証券会社が頼りです。

 こういった大幅入れ替えがある時に価格に影響が出やすくなるポイントとして、(1)発表直後、(2)当月のSQ、(3)入れ替え3-4営業日前、(4)入れ替え当日、があります。それぞれのポイントで戦略が変わるのですが、その点は12/15日のイベント投資セミナーにて(と、さりげに宣伝)。

 インデックス買いの問題点として、あまりにも告知が行き過ぎる(先回り買いが入り過ぎる)と、逆側に値が向う現象があります。こうして告知しているのは自分の首を絞めてるようなものですが(笑)、今回は対象銘柄数が多いので、分散効果がでて大丈夫かなと期待。自己責任でご判断お願いします。念のため。

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2007年10月25日(木) 01:00

ソニーFHのMSCI買い日結果

 今日はソニーFH(8729)のMSCI買い日でした。午後から急落した相場の影響なのか、それとも先回りが多すぎた重みなのか、結局は安値引けでした。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

20071024_01.jpg

 大引けの板状況を見ると、相当厚い板が売りに並んでいました。やはり単独銘柄でのインデックス買い日は、注目を集め過ぎでつらいですね。上場日からの株価推移を見てみましょう。

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 TOPIXで調整をアウトパフォームしているためプラス側で推移していますが、株価で見たらマイナスです。MSCIの Early Inclusionは、「上場時に時価総額から新規採用を予想して買う」のが一番効果的のようですね。できれば先物でヘッジをかけながら。

 しかし、ソニーFHがなぜ採用基準値より低いと思われる時価総額で採用されたのか、謎なんです...。

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2007年10月18日(木) 02:07

ソニーFH と J-Power MSCI比較

 ソニーFH(8729)がMSCIの Early Inclusion での採用が決まりましたが、これは2004年のJ-Power(9513)以来となりますので、その時の値動きと比較してみます。IPO初日の引け後に、MSCIから発表された点、そしてMSCI買い日までの営業日数も一緒です。

 相場の影響を排除するため、IPO初日の終値を100%として、TOPIXからどれだけアウトパフォームしているかのグラフを掲載します。従って、実際の値動きとは違います。

20071017_01.jpg

 Early Inclusionは、めったにおめにかかれない事ですので、今日エントリーしました。派手な上昇は期待薄ではあるのですが、イベント投資家として黙って見過ごすわけにはいかないので(笑)。

 参考までにJ-PowerのMSCI買い日の一日チャートです。最後はなんとか持ち直しましたが、先回り買いが重かった。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

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2007年10月16日(火) 01:47

予想外の発表x2

 先週の金曜日にあさひ(3333)の東証一部昇格の発表がありました。あさひの決算期は2/20日です。従って8/20日に中間期を迎え、そこから2ヵ月も経過していません。このタイミングでも昇格があり得るのですね。今までありえなかったパターンです。

 昇格の予兆としては、立会外分売を10/4日に実施し、少数特定者持株比率を上場株式数の70%以下にしたと思われる事と、10/1日に発表した決算が良好であった事です。

 東証二部またはマザーズ銘柄で、東証一部への昇格基準を満たすような立会外分売は、決算月に関わらずマークせよ! ということなんでしょうね。勉強になりました。

 そしてもうひとつ、「虎年の獅子座」さんのページを読んでいて気がついたのですが、ソニーFH(8729)が MSCI の Early Inclusion により採用が決まったことです。私にとって、これは超意外でした。

 MSCI の採用ルールが記載されている MSCI Standard Methodology Book (May2007) の 50Pageに、Early Inclusion により採用する場合の基準額の記載があります。そこには、浮動株調整後の時価総額として最低 US$ 5,200mil 必要とあります。

 今回のソニーFHの売出株数と昨日の終値での株価を掛け合わせても、3,500億円プラス程度ですので、それを全部浮動株とみなしても US$ 5,200mil には届きません。よって私は11月に行われる四半期見直し時には採用があり得るとは思っていたのですが、まさか Early Inclusion で採用されるとは。

 いずれにせよ、10/24日がソニーFHのMSCI買い日となります。こういった単独採用の場合は、先回り買い過剰になりやすい傾向にあります。参加する場合はご用心あれ。

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2007年06月01日(金) 23:59

MSCI買い日結果

 昨日のMSCI買い日の結果を見てみましょう。まずは発表日からの推移です。発表日を基準にTOPIXで差分調整しています(発表日以降、TOPIXをどれだけアウトパフォームしたのかのグラフです)。

20070601_01.gif

 長期的に見れば、新規採用の買って、除外銘柄を売れば成果が出ました。しかしながら特に除外銘柄は個別に値動きが激しく、どの銘柄を選択したかによって成績が大きく変わりました。

 次に、MSCI買い日のみの結果です。採用銘柄と除外銘柄について見てみます。採用銘柄は売られ気味、除外銘柄は買われて、逆噴射となりました。やはり最終日の値動きを捉えるのは難しいですね。

新規採用銘柄:
コード 銘柄 前日比 終値/VWAP
1662 石油資源開発 0.70% 0.39%
3116 トヨタ紡織 1.67% 0.68%
3231 野村不動産ホールディングス -0.22% 0.12%
4817 ジュピターテレコム(JCOM) -2.88% -2.07%
5019 出光興産 -0.07% 0.55%
8359 八十二銀行 0.76% 0.51%
8379 広島銀行 1.66% 1.55%
8593 三菱UFJリース -0.34% 0.71%
8905 イオンモール -1.12% 0.96%

除外銘柄:
コード 銘柄 前日比 終値/VWAP
2873 加ト吉 3.81% 0.86%
4521 科研製薬 3.77% 1.56%
4835 インデックス・ホールディングス 2.24% 1.41%
6436 アマノ 2.20% -0.05%
6815 ユニデン 4.19% 0.24%
7518 ネットワンシステムズ 0.82% -0.10%
7873 アーク 0.20% -0.36%
8112 東京スタイル 2.06% 0.14%
8597 SFCG -0.43% -1.85%

 今日の日経新聞の朝刊に「話題を呼んだのがJCOM。大引け直前に大量の売買が成立し、この日の新興三市場の売買代金ランキングで一位になった」と記事がありましたが、そりゃMSCI採用銘柄ですから! と心の中で叫んでいました。

 安定していたのは、ウエイト調整の大きい銘柄です。買いウエイトトップのミレアホールディングス(8766)と売りウエイトトップのトヨタ自動車(7203)について一日チャートを見てみます。大引けに大量の出来高があり、動きがあったことが分かります。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

ミレアホールディングス(8766)
20070601_02.gif

トヨタ自動車(7203)
20070601_03.gif

 意外な所では、この秋以降、MSCIの採用基準変更に伴って新規に採用されると予告されている銘柄にも少々買いが入ったことです。小野薬品工業(4528)スズキ(7269)について見てみます。もう既に新基準で運用するファンドも存在するようです。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

小野薬品工業(4528)
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スズキ(7269)
20070601_05.gif

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2007年05月27日(日) 23:12

MSCI買い日まであと4日

 MSCI買い日まで残すところあと4日です。MSCI発表日以降の株価推移を見てみましょう。発表日の前営業日を基準にTOPIXで差分調整しています。

20070527_01.gif

 意外と素直な値動きです。新規採用銘柄は上昇し、除外銘柄は下落しています。個別で見ると、新規採用銘柄は全体的に上昇傾向ですが、除外銘柄はそれぞれで値動きが激しいです。インデックス(4835)、ユニデン(6815)、ネットワンシステムズ(7518)、アーク(7873)あたりは、売るタイミングが間違っていたら大変です。

 また、ウエイト調整銘柄については、買い上位(2銘柄)は素直に上昇していますが、売り上位(6銘柄)も同じように上昇しています。雰囲気からしてまだ本格的にウエイト調整は入っていなそうな雰囲気です(銘柄名は各証券会社のレポートをご覧下さいませ)。

 買い上位が2銘柄しかないのは、それらの銘柄以外は新規採用銘柄が上位に該当するためです。同じように売り上位が6銘柄しかないのは、それらの銘柄以外は除外銘柄が上位に該当するためです。

 これから株価推移がどうなるかの予想は難しいですが、新規採用、除外銘柄はまだいけそうだけれど、最終日の先回りオーバーによる逆噴射に警戒、ウエイト調整はこれから入るため、最終日に期待できそう... と勝手に思っていますが、さていかいに。

 昨年度、一昨年度の最終日に向けた値動きについては、投資戦略「MSCIを攻略する-2007年度版」をご参考下さい。

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2007年05月05日(土) 14:12

MSCIの定期入れ替え

 5月はMSCIの年次定期入れ替えの季節です(2月,8月,11月は四半期入れ替え)。5/4日の早朝に発表がありました。今年は9銘柄の採用、9銘柄の除外と、例年より採用が少なめ、除外が多め(参考: MSCIを攻略する-2006年版)です。今回の採用銘柄と除外銘柄を掲載します。

採用銘柄
コード 銘柄
1662 石油資源開発
3116 トヨタ紡織
3231 野村不動産ホールディングス
4817 ジュピターテレコム
5019 出光興産
8359 八十二銀行
8379 広島銀行
8593 三菱UFJリース
8905 イオンモール

除外銘柄
コード 銘柄
2873 加ト吉
4521 科研製薬
4835 インデックス・ホールディングス
6436 アマノ
6815 ユニデン
7518 ネットワンシステムズ
7873 アーク
8112 東京スタイル
8597 SFCG

 また今回は、MSCIからもうひとつの発表がありました。それは「MSCIPROVISIONAL STANDARD INDICES」というものです。今後MSCIの算出方法が変わりますので、今のうちからその算出方法が変わった場合の「参考銘柄」について記載したものです。このあたりは、「虎年の獅子座」さんが3/29日の記事で結構詳しく記載していますので、そちらをご覧下さいませ。

 一番大きな変更は、今までは「業種別」で85%の浮動株時価総額をカバーする銘柄を採用していたのですが、これを「全業種」で85%になるように基準を変更します。これによって、今まで「時価総額は十分満たしているのに何で採用されないの?」といった銘柄はなくなるはずです。

 因みに今回、期待されていたのに採用されなかったあおぞら銀行(8304)も、算出方法が変わる場合の採用銘柄として発表されています。今回のMSCI採用分を除いた、算出方法変更後に採用される銘柄について記載します。

コード 銘柄
4506 大日本住友製薬
4528 小野薬品工業
5486 日立金属
6448 ブラザー工業
7202 いすゞ自動車
7211 三菱自動車
7261 マツダ
7262 ダイハツ工業
7269 スズキ
7270 富士重工業
8304 あおぞら銀行
8404 みずほ信託銀行
8754 日本興亜損害保険
8761 あいおい損害保険
9504 中国電力
9505 北陸電力
9507 四国電力

 主に 薬品、自動車、銀行・損保、電力 の業種で、業種別85%ルールにより採用されていない銘柄があったことが分かります。特に自動車はすごいですね。トヨタ自動車(7203)の時価総額が大きかったためです。

 今回のMSCIの入れ替えは 5/31(木)の引け後ですので、結構長い期間があります。また、MSCIの算出方法の変更による移行は、2007年の11月と2008年の5月に時価総額で半分づつになるように入れ替えて完了します。これもまた先が長いですね。

 因みに昨年の最終日の値動きについては2006/6/1の夕凪通信をご覧下さい。MSCIの新規採用銘柄、除外銘柄の値動きは逆噴射で、ウエイト調整銘柄の方が旨みがありました。私はMSCIと契約していないので、ウエイト調整について詳細を知ることはできません。各証券会社からレポートが出ると思いますので、そちらを参考にしてください。ただし、今年も昨年と同じ傾向になるのかは分かりませんので念のため。

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2007年02月14日(水) 23:59

あおぞら銀行、MSCIに採用されず

 今朝方発表されたMSCIの四半期入れ替えですが、有力候補であったあおぞら銀行(8304)は採用されませんでした。株安と円安の両方が重なって、採用規定の数値をクリアできなかったようです(MSCIの採用規定の詳細は「MSCIを完全攻略する」をご覧下さい)。

 MSCIに四半期で採用されるには、浮動調整後の時価総額で US2,600mil必要です(現在の日本株の場合)。120円換算で3120億円。あおぞら銀行の場合、IPO時の公開株数と、5%刻み切り上げルールから、全株式の40%が浮動株とみなすことができます。昨日の株価457円で算出すると3016億円程度。わずかに届きません。

 まあ、それでも5月の年次採用はほぼ間違いがないでしょうから、次の楽しみに取っておきましょう。

 また、ある方から頂いた情報では、今まで「産業」の85%時価総額ルールだったのが、「全体」の85%時価総額ルールに変更となるそうで(11月以降に徐々に移行)、時価総額が高かったのにも関わらず、採用されなかった銘柄が、今後採用される可能性があります。これもまた、楽しみですね。

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2006年11月08日(水) 23:59

MSCI四半期採用時のグラフ

前回に引き続き「日本証券新聞」掲載ネタで申し訳ないのですが、スペースの都合上、本日の記事中にグラフを掲載することができなかったので、ここに掲載します。

 MSCIの四半期見直し時期に採用された国際石油開発(現 国際石油開発帝石ホールディングス)SUMCO(3436)の採用発表からMSCI買い日までの推移です。TOPIXで差分調整しています。

20061108_01.gif

 いろいろと戦略が考えられますね。あおぞら銀行(8304)の上場日は11月14日。MSCIの四半期発表は多分11月16日(予告は11月10日あたり)。本当に微妙です。

続きを読む >> MSCI四半期採用時のグラフ


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2006年11月06日(月) 23:59

MSCIの日本語訳

 株式インデックス買いの王様といえば「日経平均」であることは間違いなく、その次の規模としては「TOPIX」で、3番目に「MSCI」といった所でしょうか。感覚的に4番目以降は「FTSE」「ラッセル・野村」あたり。

 この3番目のMSCIは、運営主体が海外ということもあって、その正体を探るには、英語の文章を読むしかなく、近寄りがたい印象があったのですが、最近訪ねたら、なんと日本語の解説書(メソドロジーブック)が置いてありました。

 以前に投資戦略「MSCIを完全攻略する!」で、せっせと日本語訳して解説した私としては少々複雑な心境です。きっと日本は上客なんでしょうね。

 これをじっくり読むと、11月の四半期見直しに採用される銘柄(タイミング的に非常に微妙です)があるかも... と理解できるのではないでしょうか。

 このあたりは、今週水曜日発行号の日本証券新聞「イベント投資100%」に掲載予定ですので、よろしかったらご覧くださいね(と宣伝したりする)。
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2006年08月31日(木) 23:59

MSCI調整結果

 今日は、MSCI の調整、S&P Japan 500、FTSE調整 と小さいながらも重なった日でした。まずは MSCI から。上昇率はいまいちですが、それなりに買いがしっかり入っています。(出典: Yahoo Japan Corporation.)

三和シヤッター工業(5929)
20060831_04.jpg

グッドウィル・グループ(4723)
20060831_05.jpg

京成電鉄(9009)
20060831_06.jpg

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